“君ハ僕ノ人形ダヨ”
“君ハ誰ニモ渡サナイヨ”
誰かが耳元で囁いた。……ダレ?
もう何も見えない、何も聞こえない。
俺には眼がない、耳がない。
だから、見えない、聞こえない…。
誰かが俺を閉じ込めた。監禁したんだ。
例え、眼が無くても耳が無くても逃げれた。
でも、今はもう逃げれない。
俺には手がない、足がない。逃げれない。
切断されたんだ。逃げれないように永遠に…――。
眼がない、耳がない、手がない、足がない。
俺は誰だか分からない。ココが何処だか分からない。