昨日の件で思い出しました。
妹が、多感な十代の時…制服姿で、大泣きしながらワタシに訴えて来ました。
学校帰り、駅から自宅へ帰宅途中
車椅子の男性から声を掛けられた…
すみません。この通りですが、どうしても我慢出来ないので、駐車場の奥まで押して貰えませんか?
当時は、コンビ〇にトイレも無く、さびれた駅回りには、公衆トイレも無かった。その駐車場は砂利で、確かに車椅子での移動は難しい場所だった。
妹は、他に道行く人もいないので、駐車場の奥、車の影まで押してあげた。
そこで、男の一言
ジッパー下げて!!
妹は、絶句して竦んでしまった。両手は自在に動く男、、、
妹が、すいません…と、言いかけた途端、男がキレた。
障害者が、漏れそうだって言ってんのに、助けねーのかよ!!
そうやって、見下しやがって、馬鹿にしてんだろー!?
それ以上の罵声は、妹は覚えていない…
怒鳴りながら、男は自分でジッパー下げて、自分のを妹に見せようとした。
ワタシと違い、感受性が高過ぎて、摂食障害や過呼吸と闘っていた妹は打ちのめされて、ワタシが帰るまで、誰にも言えず震えていた。
話しを聞いたワタシは、ブチキレました。が、どこの誰かも解らない…
ただ、妹の話しを聞き、自分を責める妹にワタシは言った。
ソイツは障害者を装った露出狂の馬鹿男だから、自分を卑下してはいけない!ソイツの思う坪だ。
困っている人には、自分に出来る手を差し伸べる事は、人間として当然の事。その上で、被害者を逆手に取る馬鹿共は、必ず居るから、見極める眼を持つ事。
今日の事は、自分の中の善意と、悔しさは忘れてはいけない!絶対にそんな馬鹿に振り回されてはいけないし、次は、交番に連れていって警官に任せればいい…
この件で、妹の情緒不安定は酷くなり、男性不信・人間不信による摂食障害と過呼吸の闘いは、社会人になっても続いたが、幸い…ギリギリの所でワタシには、話してきたので、今は大家族の母親として、毎日幸せな戦いの日々を送っている。
しかし、携帯なども無い時代…傷病兵も年末になると駅ビルに居座っていた世代のワタシ
今更ながら、腹が立つ(-"-;)
ワタシなら、車椅子に縛り付け…根元ギッチギチに縛り上げ、漏れないようにして放置してやる(`ヘ´)
本当に助けを必要として居る人は沢山居ます。人間の善性を磨きたい熟