The Adjustment Bureau
予告通り観て参りました。 「アジャストメント(The Adjustment Bureau)」
マット・デイモン氏主演のSFサスペンスです。
「ブレード・ランナー」 「トータル・リコール」 「マイノリティー・リポート」 でも知られるアメリカのSF作家、フィリップ・K・ディック氏の短編 「調整班」 が原作となっています。
前衛バレエのダンサー、エリースに一目ぼれした政治家のデビッドは、決められた運命を逸脱しないよう世の中を監視している「アジャストメント・ビューロー(調整事務局)」に拉致されてしまう。同局は、本来なら出会う運命にはないデビッドとエリースを引き離そうとするが、2人はその運命にあらがう・・・SFサスペンス。
・・・SFアクションではないと思う。あえて言うのであればSF恋愛サスペンス! そうラブ・ストーリーと言った表現が1番しっくりくるのではないでしょうか。
1930年代のギャングをも思わせるスーツに帽子をかぶる神出鬼没な調整員。運命の書を持って、人間をモニターして運命操作をするんですが、疲れが溜まっていたり、居眠りしたり・・・割りと人間臭いです。(*^o^*)
その為ちょっとしたミスで、いらん問題が起こり手間が増える。それがまた、皮肉にも話を面白くさせている要素の1つなんですけどね。( ´艸`)
主人公のデイヴィットとエリースなんですが、刹那的ではありますが理想的なカップルですね。
偶然再会したバスでのやりとりは、ほっこりする感じで、お気に入りのシーンの1つかも・・・о(ж>▽<)y ☆
ラブストーリー要素は“素敵”という言葉がよく似合います。
後、この作品に欠点と言うか弱点があるとすれば、敵となる調整局がそれほど怖くないと言うこと位かな。
いずれにしても、これはなかなか面白い作品でした。
ちょっと複雑な設定下での恋愛モノなので、ちょっと変化球的恋愛映画・・・近未来版ロミオ&ジュリエットかな(笑)劇場へ急げ! とまでは行きませんが 「たまには、ラブストーリーが観たいかも。」 という方には、オススメです。 (^_^)v