From Up On Poppy Hill
久しぶりにアニメ映画。 しかもジブリ作品。(-^□^-)
「コクリコ坂から」 を観て来ました。
翌年に東京オリンピックを控えた、1963年の横浜が舞台。
とある高校で老朽化した文化部部室の建物 「カルチェラタン」 の取り壊し計画を背景に、部室棟を守ろうとする少年・俊と、高校に通いながら下宿宿を切り盛りする働き者の少女・海は順調に距離を縮めていくが、ある日を境に、急に俊がよそよそしくなってしまう・・・
少し大人っぽい映画。っていうのが正直な感想です。
結構酷評が多いようですが、自分は素直に楽しめましたし、良作と思います。(-^□^-)
古き良き時代の雰囲気は抜群!特にカルチェラタンの住人である文科系男子の語り口が良かった。
宮崎駿氏が脚本を担当しているだけあり、エピソードに不備はなく、テンポよく進んで行くあたりは流石です。
ジブリ作品というとファンタジー設定の中にある、自然破壊に対するメッセージ等を感じ取ったりする作品が多いですが、この作品は日常描写を題材に、映画から感じ取るのではなく、映画を見て自分の中にある気持に気づくという事なのかもしれません。
実際、駅員さんが切符を切るハサミで 「カチャカチャ」 とリズムを取りながら業務をこなすシーン(一瞬ですけど)があります。そのシーンが自分の子供の頃みた光景と被り、凄い懐かしくも嬉しい気持ちになりました。
他にもそういったシーンがあったのですが、あまり書くとネタバレになってしまいますので・・・(;´▽`A``
観終った後にジワジワ来る作品。気付いたら、なんとなく心が洗われてるような気がします。
ノスタルジー系とでも言うのでしょうか・・・たまにはイイですね!こういう映画も。:*:・( ̄∀ ̄)・:*: