・master of the court
被告人 なし/
新たなる法廷の主『人形館長』による独白。
・クロノ・ストーリー
被告人 エルルカ＝クロックワーカー/
CL5号案件。015年に髪と魔道師の間で交わされた
密約について。エルドが去った現状においてはさほど
重要ではないとの声もあるが、この映画の成り立ち
において根源的な事象であることは確かである。
・追想のオルゴール
被告人 キリル＝クロックワーカー/
(証言者 エルルカ＝クロックワーカー)/
013年『レヴィアンタの災厄』に関して。いまだ全容が
不明瞭な案件であるが、今回、有力となりうる証言が
得られた。これによって行方不明となった『ぜんまい
使い』についての知識を得ることができるだろう。
・樹の乙女～千年のヴィーゲンリート～
被告人 ミカエラ/
500年『ルシフェニア革命』に関する案件。エルド神
の眷族である精霊ミカエラについて審議を行う。エル
ドの後継者となったミカエラは今後、何らかの形でこ
の映画館に干渉する可能性もあり、その動向には注意
を払う必要があるだろう。
・眠らせ姫からの贈り物
被告人 マルガリータ＝ブランケンハイム/
609年、エルフェゴート国トラゲイで起こった事件につい
て検証する。医者の娘と貴族との婚姻から全ては始まっ
た。この事件は裏で『ペールノエル』という組織が関わっ
ていた事が確認されている。
・五番目のピエロ
被告人 レミー＝アベラール/
610年『ロールド連続猟奇殺人事件』について。被告は
『ペールノエル』のメンバーである事が判明している。
『ペールノエル』のリーダーであるレミーの義母『ジュリ
ア』は611年の『メリゴド高地の決闘』に関わっている人
物であるが今回の当法廷では触れない事とする。
・マダム・メリーゴーランド
被告人 不明/
余興として庭師の『紫色の夢』によってもたらされた事
案の一つを審議する事にしよう。庭師はこれを『人形
館長』の『未来の可能性の一つ』と証言しているが、信
ぴょう性は疑わしい。
・悪徳のジャッジメント
被告人 ガレリアン＝マーロン/
983年『レヴィアンタの内乱』及びそれに関わる事象につ
いて。映画館の創設者であり先代の『法廷の主』である
ガレリアンについて語る事は非常に有意義な結果を当
法廷にもたらすであろう。
・茶番カプリシオ
被告人 なし/
CL6号案件。
さあ始めよう 裁判という茶番を！
・赤い靴のパレード
閉廷における退場曲として、当楽曲を用意した。
黄泉への行進を存分に堪能してほしい。