この7年の間に祖父、父、祖母の3人を見送ることになりました。

父の死去からはまだ2年半。


家族が少なくなる一方で寂しいです。

90歳の大往生ではありますが、それでも長年一緒に生活し、かわいがってもらっただけに

思い出も多く、本当にお世話になりました。

近年は認知症がひどく、骨折が原因でほとんど寝たきりでした。

言葉を発することもあまりなくなり、老人施設に会いに行っても、寂しく思えてしまうことが

多かったですが、それでも祖母が生きているということ、それだけで心の支えでありました。


祖母の死去の翌日はお通夜。

祖父、父共にお通夜は自宅でしたが、自宅で行うのはあまりにも準備、片付けが大変なので、

今回は葬儀場で両方行いました。

妊娠中はあまりお通夜やお葬式には出ないほうがいいとも言われましたが、私としてはどちらか

には出たいと思っていたので、時間も短いお通夜に出ることにしました。

お腹に腹帯をして、その中に鏡を外側に向けると魔よけの効果があるという言い伝えがあるそうで、

そのようにしました。


お葬式は自宅にもお参りに来て下さる方もいるので、家でお留守番しました。

お留守番と言っても、お掃除やその他いろいろやるべきことはあり、大変でした。

兄が喪主を務めたのですが、喪主の挨拶文を私が考えることになり、祖母が亡くなった日の夜中に

考えました。


毎回挨拶では滑っている兄なので、今回はさすがにちゃんと挨拶して欲しいという周りの願いも

あり、紙を見て挨拶したようです。


連日の寝不足で、私の身体も今まで規則正しい生活を心掛けて過ごしてきたので、かなりぐったり。

葬儀の翌日は片付けで大忙し。

そろそろ私もゆっくり休みます。


赤ちゃんの誕生と祖母の死去が重なることが一番心配されていましたが、祖母は私に気遣って

くれたのだと思います。

リウマチになり、随分気苦労もか掛けました。

認知症になっても、痛い痛いと言う私の身体をよくさすってくれました。

祖母にはただただ感謝の気持ちでいっぱいです。


今頃祖父、父と天国で何を話しているのでしょうか。


思いっきり泣いたので、悲しみを乗り越えて、体調を元に戻さなければ・・・。