1月20日、生きていたら63歳でした。


1年前、私はこの日を父と同じベッドで迎えました。

何年ぶりかに父と一緒に寝たのです。

本当に寝たわけではなく、父の命の灯火が消えかけていて、夜もまともに寝られる状態では

なかったけれど、私は下に座ることができないのでベッドサイドでずっと付き添っているわけにもいかず、

父のベッドの中にもぐりこんだのです。

わざと目を閉じたりして寝たふりをしていたのですが、そんな私を父は時々横目でチラチラ見ていました。


この日は家族でお祝いをしました。

父には「有難う」と今までのお礼を伝えました。

父は「ハイハイ」とわかってるよという言い方で返事をしていました。


この日はとても状態も落ち着いていて穏やかな一日でした。


そして1月22日に亡くなりました。


明日は1周忌法要です。

雪が降り寒い一日となりそうです。