※2014年9月27日にUPした記事ですが、貼りつけた「東京だョおっかさん」
の動画が削除されていたため、別の動画に差し替えて再度UPしました




私がツイッターでフォローしているジャーナリストの西村幸佑氏の新作書籍が、
昨日9月26日に発売された「NHK亡国論」です。私はつい先程購入してきましたw



「NHKと朝日新聞は同じ問題を抱えている」と語る西村氏

NHK亡国論 西村幸佑
http://www.amazon.co.jp/dp/4584135967/ref=cm_sw_r_tw_dp_FoLjub0PFR178
アップAmazonの該当ページ

以下はAmazonの該当ページの商品説明をまんまコピぺしたものです。

>【内容紹介】
「NHK」と「朝日新聞」はGHQが生んだ、双子の“売国メディア"である! !
日本最大のマスメディア・NHK今まで誰も書かなかった、その“闇"を暴く!
昨年末に「JAPANデビュー問題」で東京高裁からの賠償命令を受けたNHK、
さらに、籾井会長の一連のゴタゴタ、「ニュースウォッチ9」での問題発言など、
日本の公共放送が揺れている……。果たして、NHKはどこの国の公共放送なのか?
NHKはなぜ「反日報道」を繰り返すのか?NHKは再生できるのか?
長年、既存大手マスメディアの闇を追求してきた著者による、NHK評論の集大成。
朝日新聞と同じ病理がここにもある! 日本人、必見の一冊!


【目次より】
第1章 なぜ「NHK」は「朝日新聞」のように追求されなければならないのか
・NHKは本当に「反日報道」をしているのか?
・NHKをつくった占領軍の「WGIP」 他
第2章 親日台湾人をも激怒させた「JAPNデビュー問題」
・原告1万人超、史上最大の集団訴訟にまで発展!
・「人間動物園」というプロパガンダの悪質 他
第3章 「中国共産党」と「NHK」の“朝日"のような怪しい関係
・シナの国益に立つNHK
・「宣伝」を垂れ流すことを「報道」とは呼ばない 他
第4章 いまさら聞けない、公共放送NHKの役割と歴史
・「公共放送」とは何か
・受信料制度は「憲法違反」である 他
第5章 NHK再生への見取り図
・NHK人事の安倍首相の思惑
・日本の公共放送はどうあるべきか 他


著者について
西村幸祐(にしむら・こうゆう)
批評家・作家・ジャーナリスト、一般社団法人アジア自由民主連帯協議会副会長
昭和27年東京生まれ。慶應義塾大学在学中より「三田文学」編集担当。
2002年日韓W杯後は歴史認識や拉致問題を取材、執筆。「撃論ムック」
「ジャパニズム」を創刊、編集長を歴任。
著書に『幻の黄金時代―オンリーイエスタデイ '80s』(祥伝社)、『「反日」の正体』
『「反日」の構造』(文芸社文庫)、『メディア症候群』(総和社)など多数。
近著は『マスコミ堕落論』(青林堂)。>


まだ購入したばかりで最初の40ページ程度しか目を通せていませんが、気になる点が
ありましたのでその点についてこのブログで採りあげることにしました。
私が気になった個所とは、「NHK亡国論」の37ページにある


>「NHKの看板番組である紅白歌合戦では、「昭和の歌姫」と呼ばれ、平成二十五年
(二〇一三)十一月に亡くなった歌手・島倉千代子の「東京だョおっ母さん」を
選ばず、普段の番組でも、靖國神社のある九段に行く歌詞のある″二番″を
彼女が亡くなるまで歌わせなかったという」(前掲『GHQの日本洗脳』)>


という個所です。



GHQの日本洗脳 山村 明義
http://www.amazon.co.jp/dp/4334977944/ref=cm_sw_r_tw_dp_mHLjub0CB22E8

西村氏が引用した「GHQの日本洗脳」という書籍はAmazonでの評価も高く、
こちらも気になる本でありますが、いかんせん今はそこまで手が行き届かない。
後日時間が出来たら、読んでみたいですね


話を島倉千代子の代表曲である「東京だョお母さん」に戻します。


※以前貼っていた動画が削除されていたため、新たな同類の動画を貼っておきます




正直今まで島倉千代子さんの歌には馴染みがなく、「東京だョお母さん」もキチンと
聞いたのは初めてですが、確かに2番の歌詞は靖國神社へと続く九段坂が登場しています。
この部分をNHKはNGとし、島倉さんが亡くなるまでこの代表曲を紅白歌合戦では
歌わせなかったということですか…。この件については、島倉さんが亡くなった
すぐ後の産経新聞の記事が詳しいので、引用します。


【一筆多論】NHKで歌えなかった 島倉さんの「おっ母さん」 乾正人 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/131116/ent13111606530000-n1.htm

2013.11.16 06:48 [一筆多論]
>歌の神様は、一世を風靡(ふうび)した歌手がこの世を去る間際に、素晴らしいプレゼントを
贈るのが、お好きなようである。

美空ひばりさんには「川の流れのように」、石原裕次郎さんには「我が人生に悔いなし」を。
そして島倉千代子さんは、亡くなる3日前に「奇跡の歌声」(南こうせつさん)で、
「からたちの小径(こみち)」をレコーディングした。

島倉さんのヒット曲は数あれど、代表曲を1つだけ選ぶとすれば、「東京だョおっ母さん」
(昭和32年)を挙げたい。老いた母を故郷を出て久しい娘が東京見物させる、という
野村俊夫さんの歌詞に、船村徹さんのメロディーがぴったりとあい、150万枚の
大ヒットとなった。だが、35回も出場したNHK紅白歌合戦で、島倉さんが
「東京だョおっ母さん」を歌う機会はついぞこなかった。

この話は、先月19日付の産経抄でも書いているが、こんなに早くお千代さんが旅立って
しまうとは夢にも思わなかった。なので、故人を偲(しの)び、いま一度詳しく書くことを
お許し願いたい。

ではなぜ、NHKは、この曲を毛嫌いしたのだろうか。関係者に聞くと、
「やはり2番が引っかかったのでは」という。歌詞は、1番で母娘が皇居前広場で
記念写真を撮り、2番で戦死した「やさしかった兄さんが」待つ九段(靖国)に向かう。
この部分が、問題視されたと推測される。

推測なのは、今に至るまでNHKが明確な理由の説明をしていないためである。
さきの関係者は、「放送局はNHKだけじゃない。民放でどんどん歌えばいいじゃないか」
と彼女を慰めたという。

「東京だョおっ母さん」が発表されたのは、連合国軍総司令部(GHQ)による占領が
終わってからわずか5年。GHQは、治安維持と「戦争罪悪感」を日本人に植え付けるため、
占領直後から民間情報教育局(CIE)と民間検閲局(CCD)を車の両輪として新聞、
ラジオ、雑誌の検閲はいうに及ばず、電話の盗聴、手紙の開封を大々的に実施した。
GHQによる「洗脳工作」は、江藤淳氏が昭和の末期に「閉ざされた言語空間」を
発表するまでタブー視され続けてきたが、今夏出版された山本武利氏の
「GHQの検閲・諜報・宣伝工作」(岩波現代全書)でより詳しく工作の一端が
明かされている。ことに占領初期のラジオ放送は、GHQが定めた「ラジオ・コード」に
従って一言一句にわたって厳しい検閲を受けたという。

音楽番組も「民主化」の先兵となり、「戦時歌謡」はすべて封印された。靖国を連想させる
「九段」という地名が入った曲も放送できなくなった。検閲の記憶も生々しかったあのころ、
担当者が条件反射的に2番を「放送できない」と判断した可能性は高い。その呪縛は、
ついにお千代さんが亡くなるまで解けなかった。日曜の午後、NHKは追悼番組を放送するが、
果たして2番は流れるのだろうか。

見えない「被占領意識」という黒い霧は、この国のメディアをいまだに覆っているようである。
(論説委員)>


関西方面で放送されている「アンカー」という報道番組の書き起こしを
ブログでやっていることで、ツイッターの #アンカー ユーザーの間では
認知されている「ぼやきくっくり」さんのブログ記事


自衛隊を愛した島倉千代子さんと「東京だョおっ母さん」を歌わせなかったNHK
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid1477.html


によると、島倉さんの追悼番組(多分BSでの放送)で、ようやくNHKは
「東京だョお母さん」の2番を解禁したそうです。
朝日新聞の吉田証言取り消しと同じで、遅きに失した感が否めませんね…。




Wikipedia島倉千代子のページには
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B3%B6%E5%80%89%E5%8D%83%E4%BB%A3%E5%AD%90


>1957年、19歳、「東京だョおっ母さん」が150万枚のヒット。映画化もされ、自ら主演する。
この年初めてNHK紅白歌合戦に初出場(曲目は「逢いたいなァあの人に」。その後、1976年、1979年にも歌唱)>

とあります。


紅白歌合戦初出場となった「逢いたいなァあの人に」も120万枚という大ヒットを記録
していますので、それが出場曲となったことは十分理解できます。しかし
「逢いたいなァあの人に」が1967年と1979年にも歌われて、計三回紅白歌合戦で
披露されたのに対して、それ以上の大ヒットを記録した「東京だョお母さん」は
結局一度も紅白歌合戦では披露されることはなかった。NHKが問題視したとされる
「九段」という靖國神社を連想させる歌詞がある2番も、島倉さんの死後になって
ようやく解禁された。まさに西村氏や「GHQの日本洗脳」の著者である山村明義氏が
指摘しているとおり、NHKはGHQから受けた日本洗脳指令を未だに忠実に守っている
ことが理解できます。


問題は西村氏も指摘しているとおり、私企業の朝日新聞と違って
NHKは日本国民の税金と、日本国民から徴収した受信料で運営されていることです。
スポンサーに電凸して広告出稿を止めさせたり、新聞不買といった直接的に
ダメージを与える作戦を取れる相手ではありません。
NHKとの戦いは、終わりの見えない底なし沼かもしれません。
でも誰かがやらなければならない。
今は朝日新聞がメインターゲットですが、朝日の次はNHK。今後も自分に出来ること
=ネットでの情報発信を主な手段として、来るXデーを迎えるべくやれることを
やれる範囲で続けていきたいと思います。




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