ライフキネティック其の三。 | 奈良市菖蒲池・新大宮、子ども〜大人の英会話教室 Iris英会話Club

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奈良市あやめ池の子育て応援英会話教室、少年サッカーコーチ兼障がい者アスリート通訳、Taishiのブログです。

さてライフキネティックシリーズも最終回です。
前回、前々回の記事はこちら↓





前回の同時処理能力の補足ですが、小中学生にとってこの同時処理能力はほぼ毎日使うものなんです。

黒板に先生が書くことを見ながらノートに書くという二つの作業を同時に行う事が該当します。

この事を踏まえると前回例に出した女子サッカー部の生徒が平均以上の成績を取ってることに納得出来るわけです。


さて本題ですが前回、前頭前野という脳の中でも感情、理性、社会性やコミュニケーションを司るもいうとても重要な部分について説明しました。

そして今回お伝えしたいこのライフキネティックトレーニングの大事なポイントが、



成功しても失敗しても必ず自然と笑いが起こる終わり方をすること。(^^)



人間の脳の仕組みとして楽しい事は何時迄も覚えていて、辛い事や苦しい事は忘れる様に作られています。

この仕組みがトレーニングにおいて構築出来れば、

成功した時は、

楽しい!→成功体験になりまたやる気が出てくる!キラキラキラキラチョキ

失敗した時は、

失敗したけど楽しかった!→今度は成功させよう!キラキラキラキラグー

というサイクルが出来上がるわけです。アップ




楽しいものは人間とても記憶しやすいもので、これは子供が物事を覚える原理と非常によく似ているように思えます。

子供は面白い、楽しいと感じたものはドンドン吸収していきます。キラキラキラキラ

これはスポーツや語学など学ぶ事にも通じることではないでしょうか。

英語も気持ちが伝える事が出来た→嬉しい!→また色々な言い方を覚えよう!

というサイクルが出来れば少なくともこれから英語を覚えようとする人には苦ではなくなるでしょう。

ちなみにこのライフキネティック、違う動作を同時に行って感情や社会性を司る前頭前野を刺激するのですが、個人的に児童英会話の教授法であるTPR(Total Phisical Response )、全身反応教授法と似ている様に感じられます。

TPRは覚えたい言葉にそれに適した動作を同時に行う事で右脳を刺激して言葉を覚えるというものなのですが、



あくまで私的な推測ですが、これも言葉を発しながら腕や足など体を動かすという同時処理の作用が働いて、前頭前野を刺激しているように感じて仕方ありません(; ̄ェ ̄)



このような理由もあり言語を覚える事、同時処理能力を上げることが感情のコントロール、判断力、社会性や協調性などに一役も二役もかっているのではないでしょうか。



このライフキネティック、ご家庭で遊びなど工夫すれば日常生活に取り入れることも出来ると思います。

以前お伝えしたしりとりしながらキャッチボールやリフティングなどですね。アップ

ちなみにこのライフキネティックトレーニングは多すぎても駄目で目安としては週に60分ぐらいがちょうど良い脳に負荷をかける時間と言われています。

この練習方法も皆さんの工夫次第で様々なものが出来るに違いません。キラキラ

サッカーの練習以外でも、ご家族で子供さんと公園に行った時などにこのライフキネティックを取り入れた遊びなどしてみてはいかがでしょうか。アップ




整理上手な英語の先生のおはなしサッカーボール長音記号2

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