子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣嚢腫を腹腔鏡手術で摘出して半年弱経過しました
今回は、手術に至るまでの治療法についてです
これらの病気は、毎回の月経が来るたびに増殖して悪化します
増殖すると月経が重たくなり、重たくなると増殖し…の悪循環
なので悪化させないためには、重たい月経を少しでも緩やかにすることが大切です
ですが、残念ながらこれらの病気には手術以外の完治方法はありません
低容量ピルを服薬して月経を抑制することで、病気の悪化を少しでも抑制することはできますが、
出来てしまったものを無くすことは、基本的には出来ません
低容量ピルは副作用も多く、ごくまれに血栓症というすぐに見つけないと命の危険が出る副作用も出ます
30代以上の女性の4人に1人が苦しんでいる病気というのに…治療法が無いなんて…
とはいえ、良性腫瘍なので命を脅かすものではありません。
基本的には、腫瘍が小さい間は経過観察、大きくなったら手術という流れですが、
困ったことに、痛く苦しい手術をしてすべて根こそぎ摘出しても、再発の可能性が大いにあります…
しかも手術後の出産は帝王切開になります…自然分娩できない…
そのくせ早くて半年足らずで再発する人も多い
妊娠・出産をすると、その間１年間ほど生理が止まるため、
病気の悪化が収まる、
ホルモンバランスが変わり腫瘍が出来にくい体質になりうる
(ただし逆にホルモンバランスが崩れて妊娠中に腫瘍が大きくなる人もいますが)
ので、頑張って妊活しましたが、
腫瘍があることで不妊になりがちです…
授っても流産しやすい…
ということで、これらの病気は
多数の女性がなりやすい病気なのに
毎月生理が来るごとに悪化する、
服薬しても完治しない、
手術で摘出しても再発の可能性がある、
不妊にも繋がる
という非常に困った病気です
手術すると小さい間は病巣だけを摘出できますが、大きくなると子宮・卵巣ごと摘出しなければならなくなり、完全に子供を望めなくなるので経過観察はとても大切です。
さらに手術で病巣だけを除去しても、子宮・卵巣にダメージを負うので、再発しても何度も同じ手術を続けることはできません
ということで、わたしは人生のなかで少しでも手術の回数可能性を減らすべく、これ以上悪化しないように体質改善に努めました
長くなったので体質改善方法はまた今度書きます