今回は、自動注文する際にアマサーをどのように設定すれば良いか、基本的な考え方を説明します
手の内を明かすようですが、サポート終了予定まであと約10ヶ月、もうイイかなあって
だいぶ長くなりますが、我慢して読んでやってください
バージョンアップを重ねて来た結果、以前とは若干使い勝手が変わっています
ショップサイトを巡回して、お気に入りリストに登録した商品が出品されていたら注文を試みるというのは今も変わらないのですが、最新バージョンである Ver 6.1.0 では「アクセス先」の選択と「ツイート トリガー」という機能が追加されました
「アクセス先」の選択とは
Amazon さんには、注文する際に2種類のページがあります
一つは商品のメインページ(以降、商品ページと呼びます)
Amazon.co.jp 商品ページ
殆どの人は、このページから注文すると思います
そして、もう一つはその商品を出品しているマーケットプレイスのページ(以降、出品者一覧と呼びます)
Amazon.co.jp 出品者一覧
じつは、従来のアマサーは一律に「出品者一覧」へアクセスしていました
なぜなら、予約開始・復活時は「出品者一覧」の方が在庫の反映が早いからです
「商品ページ」にはカートが出ていなくても、「出品者一覧」にはカートが出ていたり、予約開始前なのにアマサーでは注文できたりというケースが多々ありました
そのような理由から「出品者一覧」にアクセスした方が確実だと思っていましたが、最近になって、どうもそうでもないらしい事に気が付きました
復活時に「商品ページ」にカートが出て、「出品者一覧」にはカートが出ないまま在庫切れになるというケースが少なくないのです
但し、その逆もあるわけですが
そこで考えたのが ・・・
自動監視 # 毎に「アクセス先」を指定する
アマサーには、「お気に入りリスト=自動監視」が3つあります
お気に入りリストに登録している商品がサイトで出品されているか巡回するわけですが、登録点数が多くなるほど、巡回時間が長くなり注文機会を失うことになります
そこで、各お気に入りリストに商品を分けて登録して、3つの自動監視を並列稼働させることにより、自動監視毎の巡回時間を短くし、注文できる確率を上げるわけです
このとき、自動監視 # が「商品ページ」へアクセスするのか、「出品者一覧」へアクセスするのかを設定します
本当は、「商品ページ」(出品されていなければ) → 「出品者一覧」(へアクセス)という風に作ろうと思ったのですが、これをやってしまうと JavaScript をふんだんに使っている Amazon さんのサイトでは、CPU に相当の負荷がかかってしまうので、それは断念しました
お気に入りリストの追加と自動監視の具体例
上図では例として、下記のように設定しています
自動監視 #1 ・・・ アクセス先:商品ページ
自動監視 #2 ・・・ アクセス先:出品者一覧
自動監視 #3 ・・・ アクセス先:出品者一覧
どうしても欲しい商品を Aランク
まあ、注文できたらいいかなという商品を Bランク
特に欲しいわけでもない商品を Cランク
・・・ だとします
Cランクは、アマサーを使わずにときどきサイトを覗いてください
自動監視 #1 と 自動監視 #2 には、Aランクの同一商品を両方に登録します
例)
自動監視 #1(商品ページ):A商品、B商品、C商品
自動監視 #2(出品者一覧):A商品、B商品、C商品
同じ商品を両方に登録するのは、「商品ページ」と「出品者一覧」のどちらにカートが出ても良いようにです
ポイント
品薄人気商品は、注文受付開始から 5,6秒ほどで在庫切れになります
なので、監視実行間隔はなるべく短くしましょう
間隔をあけるほど巡回時間が長くなるので注文できる確率は下がります
ちなみに作者は長年、3秒 で監視し続けています
同じく巡回時間が長くなり過ぎないように、Aランクの商品点数は多くても3,4点です
そして、自動監視 #3 には、Bランクの商品を登録します
例)
自動監視 #3(出品者一覧):商品D、商品E、商品F、商品G ・・・
ポイント
自動監視 #3 のアクセス先も「商品ページ」か「出品者一覧」のどちらかを選択します
どちらのページにカートが先に出るかは、運みたいなものなので、これはもうあなた次第!
なので、「あちゃー、商品ページにしておけば良かった(泣)」ということになる場合も
「オイ!作者!ヨドバシ、ビックカメラ、セブンネットはどこに登録すればイイんだ?」
アクセス先が影響するのは、Amazon さんの商品に限っての事なので、Amazon さん以外の商品は各お気に入りリストのバランスを考えて何れかに登録してください
また、Amazon さんの商品で JANコードで登録する場合もアクセス先が影響するので、Aランク商品のときは、自動監視 #1 と 自動監視 #2 の両方に登録しておくことをオススメします
但し!
ヨドバシさんの商品を登録するときは注意が必要です
ヨドバシさんの商品は商品1点ごとに、監視待機時間として少なくても 60秒要します
なので、他のショップサイトの商品と混在させて登録してしまうと、ヨドバシさんの商品を巡回している間は、それ以降の商品に待ち時間が発生してしまいます
ヨドバシさんの商品を監視するときは、3つあるお気に入りリストのどれかをヨドバシ専用としてください
Twitter で監視結果を通知するには
アマサーは、商品が出品されたときや注文できたときにメールで通知する機能を備えていますが、メール以外にも Twitter で通知することもできます
それには、ツイート送信用と受信用の2つのTwitter ユーザーアカウントが必要となります
【大まかな設定手順】
①「自動監視設定」の「Twitter 機能を使用する」をチェックして、アマサーを Twitter の連携アプリとして認証する。
連携アプリを認証する際に用いる Twitter ユーザーアカウントをAアカウントとします
※ Aアカウントは、監視結果をツイートするだけのために用いるので、新たにアカウントを作成します
②「お気に入りリスト」タブの Twitter 機能「出品(注文)時にツイート」をチェックする
③Aアカウントのツイートを受信するBアカウントを新たに作成して、Aアカウントをフォローする
※ Bアカウントは、現在利用しているアカウントでも構いません
※ Aアカウントにも言えることですが、Bアカウントを他のユーザーに公開する必要がなければ、必要に応じて非公開アカウントにします
④Bアカウントのモバイル通知を有効にし、モバイル通知の種類として「Aアカウントからのツイート」というふうに設定する
これで、
出品(注文) → Aアカウントがツイート → Bアカウントのタイムラインに流れる → スマホに通知
となります
当たり前のことですが、スマホの Twitter アプリには AアカウントとBアカウントの両方を登録しておきます
確かに、メールだと着信するまでにサーバーの状況によっては時間がかかる場合もありますね
メールと Twitter の両方で通知設定しておけばより安心かなあ
次回「how-to νAmaSear 従来の監視方法とツイート トリガーの違い(第2回)」へ続く
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これは、運気が悪い会社と社員には関わるなということだな
やっぱり、転職だ!