【凡人論】
『イノセンス』や、8月2日公開の『スカイ・クロラ』
などで有名な押井守氏の『凡人として生きるということ』
を読みました。
押井監督が、これまで映画作りなどをしてきた中で
つかんできた本質的な考え方は、
他の人とはひと味もふた味も違った考え方で、
とても面白かったです。
若いことの価値とは、
大人が儲けるために作り出したデマゴギィに過ぎず、
未熟あるという若さに価値などない。
むしろ、オヤジになるということは、
融通無碍に生きる術を身につけ、精神において自由を得る
という素晴らしいことなのだ。
というオヤジ論や、勝敗論、オタク論、格差論などなど、
「そんな考え方もあったのか!」
という視点をたくさん得られる本です!
押井監督の作品に興味がある人にも、
そうでない人にも、オススメの一冊です★