晩酌をしながら(だから休肝日くらい作れっての…)、その日のつまみをネットで検索する(例えばシューマイを食べながらシューマイの歴史を調べたりするんです)のが好きな私ですが、今日のつまみは「おでん」でした。私は静岡人ですので当然「しぞーかおでん」にたどりつくわけで、「しぞーかおでん」というのはまずつゆ(汁)の色が茶色、っていうかかなり濃い。しかもタネは全部串に刺さってるのが基本。そこで!我が出身地である御殿場にたどりつくのですが、今はどうか知らんが私が幼少のころは御殿場で「おでん」といえば


ナイトーのおでん


だったのです。少なくとも森の腰(川島田)住民としては絶対ゆずれない!それがナイトーのおでんでした。ローカルでごめんなさいね。ナイトーというのは本来おもちゃ屋さんだったと記憶してますが、当時は駄菓子屋さんでもあって、静岡では駄菓子屋さんがおでんを売るのは至極当然の現象(笑)。Lの字型のカウンターが店の奥の方にあり、夕方ともなれば、近所のおっさんがおでんをつまみに一杯やってるって感じでした。駄菓子屋なのにね…。小学生だった私は母(とうに亡くなってますが)に「今日のおかずはおでんにしよう」と言われると、数百円を渡されて喜んでナイトーに行ったものです。最も好きだったのが「もつ」。何といっても「もつ」がナンバーワン。焼き鳥みたいに「もつ」が串に刺さってるんです。「はんぺん(と呼んでいたが今考えるとさつまあげ)」「ちくわ」「こんにゃく」なんて軽く凌駕するくらい好きでした。


えっと「もつ」を6本に「はんぺん」を3本、それから「ちくわ」を3本に…


一杯やってるさっきのおっさんを尻目にこんな感じで注文すると、店のおばさん(当時はおねえさんか)が四角いおでん鍋からそれらの串を取り出し、ビニール袋に入れてくれます。最後にちょっとつゆを入れてくれて(うーん、記憶はあいまいですが)…。そのまんまだとつゆがもれちゃうという気遣いからか、すべてを入れ終わると新聞紙でくるんで先の方を輪ゴムでとめてハイってな感じで渡される。300mくらいですがその帰り道はもう小走りですよ。ルンルン。



おいしかったな。「もつ」。



もう30年以上前の話ですが、うちの下の子がやけに「もつ」好きなのは、案外こんなところにルーツがあるのかもしれませんな。


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