インドの街を縦横無尽にかけ抜けるリキシャ。

庶民の足です。

 

タクシーと比べると

 

窓もないし

シートベルトもない

ガタガタしてお尻が痛い。

 

だけど

安くて

ヒョイっと乗って

どこにでも自由に行ける。

(運転手のおじさんとの価格ネゴは面倒だけど)

 

 

 

この

”ヒョイっと乗って

どこにでも自由に行ける”

 

という軽さ。

 

自分リーダーシップの旅においても

意識したほうがいい大事なこと。

 

私たち人間は

危険を回避して

安定を求める動物。

 

そして日本という理路整然と

きちんと整備された社会にいると

計画通りに進むことが当たり前に思えます。

 

インドに住んでいたときは

予定が変わることは当たり前でした。

 

その場その場で

柔軟に対応して

最善の結果を出して行く。

 

予定通りでないことに

いちいち動揺する必要なんてない。

 

世界は変わり続けているのだから

流れに乗っていけばいい。

 

ヒョイっと

乗っていけばいい。

 

自分リーダーシップの旅は

目的地を定め、コンパスのように確認しつつ

瞬間、瞬間は流れに乗って行く。

 

目的地をブレずに目指しつつ

変わって行く流れに乗る。

 

その絶妙なバランスが

人生の楽しみだと

思うのです。

 

 

 

 

 

インドに駐在していた頃

一番大好きだったのは

 

スパイスふんだんのインド料理でもなく

踊りまくるインド映画でもなく

かわいいインド小物でもなく

(どれも大好きですが)

 

アーユルベーダーマッサージでした。

 

アーユルベーダはインドの伝統医学。

医学といっても

予防医学、生き方に焦点があって

漢方に似ています。

 

その考えに基づいた

アーユルベーダマッサージは

セサミオイルをベースに調合された

オーガニックオイルでのマッサージ。

 

施術後にはスチームバスにも入る。

 

私は、世界で一番

と思っているデトックスマッサージです。

 

インドにはたくさんの

アーユルベーダセンターがあります。

 

そこに滞在して

身体に合ったベジタリアンな食べ物を

朝、昼、晩、健康にいただき

アルコールや冷たい飲み物などを避け

インターネットやデジタル情報もできれば遮断し

ヨガや瞑想をしながら自然の中で過ごす。

 

私にとっての最高のデトックス方法でした。

 

 

 

 

私たちは

日々ストレスに囲まれて生きています。

 

私の場合は

仕事場で受けるストレスが一番。

 

プロジェクトが思うように進まない

検討や作業に手間取る

 

などは、まだ前向きですが

 

会議中に誰かがシャウトする

仕方がない状態なのに責められる

 

といった

不条理なストレスも少なくありません。

 

アーユルベーダセンターに

すぐに行けないことがほとんど。

 

そんなとき

私の一番効果的なデトックス方法。

 

それは

 

言いたいことを声に出して

ボロボロ泣くこと。

 

ただ聴いて受け入れてくれる

そんな相手がいるのが一番。

 

もしいなければ

音楽を聴きながら泣きまくる。

 

もうこれ以上出ない

というまで涙を流すと

 

あら不思議

 

なんだかスッキリするのです。

 

心にたまってしまった

不純物をデトックスする。

 

そのために

コーチに話を聴いてもらう。

 

そんなコーチングの生かし方も

ありです。

 

 

 

 

風の力を帆に受けて進む

帆船。

 

人生って

帆船のようだな

とよく思います。

 

 

 

 

まずは

停泊していたら

始まらないところ。

 

出発しないと

帆船は役割を果たさない。

 

人生の航海も同じ。

 

出発しないと

どこにもたどりつかない。

 

それから

風を利用して進むところ。

 

人生で起こる

いろいろな出来事

 

風が

いつどこからどこに向かって

ふくかわからないように

 

人生も

いつどこでどう転ぶか

わからない。

 

向かい風を受けて

進みたい方向に進めないときもあれば

 

追い風を味方に

一気に進めるときもある。

 

風がなく

海に浮いているときもあるかも。

 

そして何より

航海の間

甲板で空や海の変化を楽しむ

行く先々での体験を楽しむ

 

生きている間

さまざま起こる出来事を

ただ楽しむ

 

出発して

風のふくまま、風を力に進んで

航海を楽しむ

 

自分リーダーシップの旅も同じです。

 

出発して 

→ 人生での目的に向かう

 

風のふくままに、風を力に前進する 

→ 起こる出来事を受け入れ、学び

  目指すゴールに近づいて行く

 

甲板で景色を楽しむ

→ 出会った人や経験をただ楽しむ

 

出発して

出来事からの学びを成長につなげ

日々起こることを受け入れ楽しむ

 

「自分でなんとかしなきゃ」

なんて

気負ってないところが

帆船の旅の魅力。

 

風のふくままに。

 

人生も

 

「自分が頑張らなきゃ」

と気負うだけでなく

日々の出来事を受け入れ

楽しめばいい。

 

なすがままに。

 

 

 

「あなたは感情的過ぎる」

 

そう上司から言われたことがあります。

(男性上司でした)

 

会社が実施した360度評価。

上司、同僚、部下からの

全方位の私に対する評価を調べる調査です。

上司からのコメントに

 

「思っていることが顔に出る」

「感情をコントロールすることが次の課題」

 

とありました。

 

「強気だ」

 

と言われたことも、笑。

 

私の感情に対するコメントです。

 

成長への前向きなアドバイスなので

ありがたいことですが

 

感情のないリーダーって

どんなリーダーだろう

とも思ってしまうのです。

 

ヒステリックなのは

言うまでもなくダメです。

思っていることを読まれてはいけない

そんな場面もあります。

 

でも感情的なのは

情熱的だからでもあるので

 

私から感情を取ったら

私ではなくなるだろうな

とも思ってしまうのです。

 

 

 

そして感情は

振り子

 

大きく喜びを感じれば

大きく悲しみも感じる

 

どちらか減らして

どちらか増やすことは

振り子なので、できない。

 

感情豊かというのは

そういうことですよね。

 

喜びだけ感じて

悲しみを避けることはできない。

 

どちらも大切な自分の感情として

受け入れるしかない。

 

でもできることが一つ。

 

どんな感情もまずは受け入れた上で

何を学べと言われてるのか

考えること。

 

悲しみから

悔しさから

寂しさから

 

人生は私に

何を学べと投げかけているのか。

 

それを考えることで

辛い感情が

成長の糧になります。

 

どんな感情も

私の大切な感情。

 

 

 

インドのホテルでのチェックアウト

朝の混み合う時間で

何人かチェックアウトを待っていました。

 

急にどなり出したお客さまに

みなの注目が集まります。

 

「領収書印刷しておくように言ったじゃないか!」

「なんで頼んだのにできてないんだ!」

「なんでこんな簡単なことができないんだ!」

「いちいち君の作業を見てないとダメなのか?」

 

きれいなイギリスアクセントの英語

けれど大声で聞こえてくるのは

相手を責め続ける言葉ばかり。

 

 

気持ちはすごーくわかるのです。

インドあるあるなので、笑。

頼んだことが、実行されない。

 

インドに住んでいた私の分析では

 

多くの人はいい人過ぎて、

頼まれたら全部引き受けるスタンス

でも途中で忘れちゃったり

対応できなかったり。

 

きっとホテルスタッフも

次々とチェックアウトのお客さまが来て

目の前のお客さまにサービスしている間に

印刷できなかったんです、きっと。

 

サービスとしてはダメですよね。

 

でも

 

見ている方からすれば

 

そのお客さまの方が

恥ずかしく見える。

 

 

どんなに正論を言っていても

感情をそのまま言葉に乗せて

人を責める姿勢は

 

決して美しいものではないですね。

 

 

ジョージタウン大学の

クリスティーン・ボラス准教授が書いた

『「礼儀正しさ」こそ最高の生存戦略である』

という本の中に以下のような統計が載っています。

 

職場で誰かに無礼な態度を取られていると感じた人は 、

たとえば次のような行為に出ることがわかった 。 

 

・ 4 8パ ーセントの人が 、仕事にかける労力を意図的に減らす 。 

・ 4 7パ ーセントの人が 、仕事にかける時間を意図的に減らす 。 

・ 3 8パ ーセントの人が 、仕事の質を意図的に下げる 。

 

すごい数字だと思いませんか?

 

でも自分の気持ちに置き換えるとよくわかります。

 

誰かにひどいことを言われた後には

簡単に集中力を取り戻すことはできないし

しばらくそのことにエネルギーを奪われる。

 

やってもひどいことを言われ続けたら

頑張り続けるのがしんどくなる。

 

 

いつでも

どんなことが起こったとしても

 

礼儀正しくいたいものです。

 

 

これは他人に対してももちろんですが

自分に対してもきっと同じ。

 

「なんでこんなこともできないの?」

「どうせ続けられないでしょ?」

「結局失敗するだろうね」

 

自分に問いかけていたら

きっと自分が萎縮する。

 

自分にも礼儀正しくいたいものです。

 

素晴らしいリーダーは

他人にも自分にも

礼儀正しい。