パケット通信料はUpすると思う・・・。

今月からdocomoのパケット通信料定額・割引サービスにパケ・ホーダイ ダブルBiz・ホーダイ ダブルが新設されました。そして、今年いっぱいでパケットパック10パケットパック30パケ・ホーダイパケ・ホーダイフルBiz・ホーダイの新規受付を終了することになりました。

そこで、今回の変更によりどんな状況になるかを考えてみます。



まずは、docomoにはどんなパケット通信があって、どのタイプの機種がどのパケット通信に対応しているのかをまとめます。が対応しているケースです。

キャリアdocomo
機種のタイプケータイWindowsケータイ
(スマートフォン)
BlackBerry
(スマートフォン)
機種例N906iHT11008707h
メールiモードメール--
携帯向けサイトiモード--
PC向けサイトiモードフルブラウザ--
メール・PC向けサイト
(iモードを使わない)
(特に名前は無い)-
データ通信
(パケット方式)
高速パケット通信




次に、現在docomoで新規に申し込み可能な「パケット通信料定額・割引サービス」を料金プランごとに列挙します。また、そのサービスでどのパケット通信がどのように定額もしくは割引となるのかをまとめました。上段がパケット単価(-は完全に定額を意味します)、下段が月単位の上限額を表します。×は機種が対応していないものです。

キャリアdocomo
料金プラン全ての機種向けケータイ向けWindowsケータイ向け
パケット通信料定額・割引サービス(無し)パケットパック10パケットパック30パケットパック60パケットパック90パケ・ホーダイパケ・ホーダイフルBiz・ホーダイ
\0\1,000\3,000\6,000\9,000\3,900\5,700\5,700
メールiモードメール\0.2\0.1\0.05\0.02\0.015--×
\∞\∞\∞\∞\∞\3,900\5,700×
携帯向けサイトiモード\0.2\0.1\0.05\0.02\0.015--×
\∞\∞\∞\∞\∞\3,900\5,700×
PC向けサイトiモードフルブラウザ\0.2\0.1\0.05\0.02\0.015\0.02-×
\∞\∞\∞\∞\∞\∞\5,700×
メール・PC向けサイト
(iモードを使わない)
(特に名前は無い)\0.2\0.1\0.05\0.02\0.015××-
\∞\∞\∞\∞\∞××\5,700
データ通信
(パケット方式)
高速パケット通信\0.2\0.1\0.05\0.02\0.015\0.02\0.02\0.02
\∞\∞\∞\∞\∞\∞\∞\∞




そして、今後docomoで新規に申し込み可能となる「パケット通信料定額・割引サービス」を料金プランごとに列挙します。また、そのサービスでどのパケット通信がどのように定額もしくは割引となるのかをまとめました。上段がパケット単価(-は完全に定額を意味します)、下段が月単位の上限額を表します。×は機種が対応していないものです。

キャリアdocomo
料金プラン全ての機種向けケータイ向けWindowsケータイ向けBlackBerry向け
パケット通信料定額・割引サービス(無し)パケットパック60パケットパック90パケ・ホーダイ ダブルBiz・ホーダイ ダブルブラックベリー通信パック
\0\6,000\9,000\980\980\1,600
メールiモードメール\0.2\0.02\0.015\0.08××
\∞\∞\∞\4,200××
携帯向けサイトiモード\0.2\0.02\0.015\0.08××
\∞\∞\∞\4,200××
PC向けサイトiモードフルブラウザ\0.2\0.02\0.015\0.08××
\∞\∞\∞\5,700××
メール・PC向けサイト
(iモードを使わない)
(特に名前は無い)\0.2\0.02\0.015×\0.08\0.05
\∞\∞\∞×\5,700\∞
データ通信
(パケット方式)
高速パケット通信\0.2\0.02\0.015\0.08
\0.02
\0.08
\0.02
\0.05
\∞\∞\∞\∞\∞\∞




今度の新プラン導入には次のような意味合いがあると思われます。

①今まで、新しいパケット通信のサービスを提供するたびに、パケット通信料定額・割引サービスもその都度新設・拡張していったために、種類が増えすぎて選ぶほうも管理するほうもわかりづらくなってしまった。選ぶほうは他社との比較も難しい状況になり、管理するほうはコスト増になってしまった。

②コンテンツの種類も増えてきた中で、パケット通信をたくさんする人とほとんどしない人の通信料の差が拡大してきた。従来のプランではカバーしにくい層も現れ始める。

③いくら自己責任といえども、やはり高額請求をするような事態は避けたいので、パケット通信料定額・割引サービスを利用してもらいたい。

そこで、あまりパケット通信を使わない人のためのパケットパック10と大量に使う人(例えばMusic&Videoチャネルを利用している人)のためのパケ・ホーダイをくっつけて、さらにiモードフルブラウザを使う人も取り込むためにパケ・ホーダイフルもくっつけることで、可能な限り多くの人が利用できる汎用的なサービスとなるパケ・ホーダイ ダブルが登場しました。

いっぽう、Windowsケータイも利用者が増えてきそうなので、パケ・ホーダイ ダブルのWindowsケータイ版にあたる、Biz・ホーダイ ダブルも同時に登場しました。両者の違いはハードがiモードに対応しているか否かによるもので、本質的には同じです。

パケ・ホーダイ ダブルの元になったプランを含め5つのプランが新しい2つのプランに集約され、役目を終えました。



では、新しいプランと従来のプランではどちらが得なのでしょうか?今年いっぱいは新規で従来のプランも選択できるので、場合によっては駆け込みで従来プランを申し込んでおいたほうがいい場合もあります。注意点を挙げます。

パケ・ホーダイ ダブルiモードiモードメールのみを利用する場合、上限額が\4,200となり、パケ・ホーダイの上限額\3,900よりも高くなります。つまり、毎月確実に上限額まで利用する人(例えばMusic&Videoチャネルを利用している人)は、パケ・ホーダイを申し込んでおくべきです。

パケ・ホーダイ ダブルを申し込むと、(国内の)あらゆるパケット通信に対して基本使用料に含まれる無料通話分を利用する事が出来ません。つまり、携帯電話をPCに接続してモデムとして使用するっといった高速パケット通信をする人で、基本使用料が高い人(基本使用料に含まれる無料通話分の多い人)はパケ・ホーダイ(iモードフルブラウザも使う人はパケ・ホーダイフル)を申し込んでおいたほうがいいです。ただ、パケットパック60パケットパック90が残るので、そちらを選択するのも手かもしれません。

パケ・ホーダイ ダブルはパケット単価が\0.08と、パケ・ホーダイパケ・ホーダイフル高速パケット通信、および、パケ・ホーダイiモードフルブラウザで適用される\0.02よりも4倍高いので注意が必要です。ただ、高速パケット通信に関しては\5,700をオーバーするとパケット単価は従来どおりの\0.02に下がります。



さて、今回は発表があってからブログを書くまでに相当時間がたってしまいましたが、未だに上手く書けません。それは、従来からパケ・ホーダイにお得感を見出していたユーザーには今回の新プランがあまりおいしくないプランだからだと思います。上限額\3,900は他社(\4,200)より安いので、確実に上限額に達するユーザーには「最安値」だったのです。さらに、基本使用料の無料通話分を高速パケット通信で利用できなくなるのもおいしくありません。ちょこっと利用するのに重宝してたので。

あくまでも推測ですが、基本使用料の値下げが今ごろ響いてきたので、目立たない程度にパケット通信料を値上げしたのではないでしょうか?ちょっとがっかりです。



パケ・ホーダイパケ・ホーダイ ダブル。どちらのコールオプションを買いますか?