これから機種変するときは端末の買い方まで考えないといけないのかあ...。

総務省(旧郵政省。郵政民営化でポスト激減か?)からの要求を受け、先日auDoCoMoと立て続けに、携帯電話の購入代金を支払うプランを購入する際に(事実上強制的に)選択させるようにすると発表がありました。auでは11/12以降の新規・機種変更から全ての機種に対して実施されます。DoCoMoでは905iシリーズ以降の機種に新規・機種変更する場合に実施されます。どちらのキャリアもパスは不可です。今回はこの問題について考えてみました。

なお、「携帯電話の購入代金を支払うプランの選択」のことをauでは「au買い方セレクト」と呼んでいるので、このブログでは今後キャリアに関係なく「買い方セレクト」と書くことにします(業界でちゃんとした用語が定義されたらそれにあわせます)。



「買い方セレクト」は、僕の分析では、次の3パターンあります。

①1年間もしくは2年間同一機種を利用することを条件に購入代金を割引するパターン。条件を破った場合は契約解除料を支払う必要があります。
  例 DoCoMoベーシックコースauフルサポートコースEMOBILEいちねん・にねん

②購入代金は値引きせず、その代わり月々の基本使用料を割引するパターン。基本使用料が毎月確実に割引されます。また、基本使用料の割引は次の機種変更時もしくは解約時まで永久に適用されます。購入代金は分割払い(実質年利0%)も可能な場合もありますが、その場合次の機種変更時もしくは解約時にまだ購入代金を完済していなければ繰り上げ返済を要求される場合もあります。
  例 DoCoMoバリューコースauシンプルコース(一括払いのみ)

③購入代金は値引きせず、その代わり月々の利用料金を割引するパターン。利用料金が割引額よりも少ない月は差額分の恩恵が受けられません。また、利用料金の割引は分割支払金がなくなると同時に終了します。購入代金は分割払い(実質年利0%)も可能な場合もありますが、その場合次の機種変更時もしくは解約時にまだ購入代金を完済していなければ繰り上げ返済を要求される場合もあります。
  例 SoftBank新スーパーボーナスWILLCOMWバニューセレクト

3パターンとも、長期間同じ機種を利用した人にメリットがあるようつくられているので、逆に短期間で機種変更する人にはきついのかもしれません。もっとも、「携帯電話は高機能なんだから高くて当然」と割り切れる人(僕もそうですが)にはどうでもいい話ですが。

ここで注意ですが、「買い方セレクト」は携帯電話の購入代金を支払うプランの選択なので、通話料やパケット通信料は全く変化がないです(auシンプルコースを除く)。また、②、③は月々の割引があるので錯覚してしまいますが、基となる基本使用料も基本的に変わりません。端末の購入代金の割引を端末の購入時に適用するのではなく月々適用していくということです。つまり料金の値下げは全くないのです。高いとされる月々の料金は据え置きされているのです。この制度はあくまでも長期間同じ機種を利用した人にメリットを与えるための制度なのです。



「買い方セレクト」の問題点は実際に店に行かないと購入価格がわからないのであらかじめシミュレーション出来ない点です。キャリアをまたぐ比較などほぼ不可能です。なので、インセンティブ廃止だと経営難に陥る可能性がある販売店などはキャリアをまたいだ比較に長けていれば重宝がられて意外と生き残れるかもしれません。楽観的過ぎますか?



しかし、何でこんな複雑なことするんでしょうか?最終的に総務省(旧郵政省)は、現在の例えば「DoCoMoの携帯を買う」というスタイルから「NECの携帯を買いDoCoMoをキャリアに選ぶ」というスタイルにしたいと言っているらしいです。確かにPCの場合は「NECのPCを買いOCNをプロバイダに選ぶ(そのときFLET'S 光をキャリアに選ぶ)」というスタイルなんですが、なぜ今さらそんなことを総務省(旧郵政省。)が自ら言うのでしょう。「天下り先を増やすことが目的なのでは...。」なんて不信感を抱いているのは僕だけでしょうか?



なお、この冬僕はauDoCoMoの機種変更をする予定なので、早速この「買い方セレクト」の洗礼を浴びることになります。

auは来月25ヶ月以上になるのでシンプルコースシンプルプランSでもいいかなあと考えましたが、このプランには無料通話分がないので、素直にフルサポートコースにします。

DoCoMoバリューコースを一括払いで申し込む予定です。すでにひとりでも割★50やってるのでタイプSSバリューは割引適用後月額基本使用料がそのまま無料通信分に事実上なります。

でもDoCoMoにはちょっとウルトラCを考えてます。N902iXをもうちょっと現役続投させようかと...。

買い方セレクト①

買い方セレクト②

買い方セレクト③