駐車場に停める直前から大粒の雨になる。
玉簾の滝。
参道を歩いてると木立の向こうに白い水の柱が見え隠れする。
ごうごうと音も聴こえる。
こんなに近くまで寄れる滝はなかなかないらしい。確かに、柵もない。
傘をさしていたけど、滝からの水の粒も雨粒も、もう一緒。一つになっているみたい。
そのうち誰もが傘を置く。
数多の水の粒を受けながら、先達の法螺貝、祝詞、般若心経。
舞いと、龍笛、石笛
終わった頃にはまた小降りになる雨。
木々の葉っぱの隙間から落ちてくる雨粒が好きだ。顔でそれらを受けとるのが好きだ。
木に触れたり、雨や滝を味わい、
わー!とかめいめい声をだしたり。
大きな声を出した後って、なんか詰まりが取れたような気がする。
どこも名残惜しくて、懐かしいような、慕わしいような、畏まるような、
なんとも言えない清々しさだった。
魂のまにまに、感じるままに
先達のお言葉を繰り返し思いだしながら
このたび有り難きご縁により、師の奉納舞に同行させていただき、わたし自身も貴重な奉納の機会を得た一人として素晴らしい時間を過ごさせていただいた。
その翌日の龍神巡り。
神前でも、ただ、ありがとうございますとしか、言葉がなかった。



