2012年4月7日土曜日
桜はちらほら・・・。
年に1回、大学時代の仲間との集い。
嵐山公園で昼食を食べ、天龍寺に移動
桜は3分ほど咲いていた。
私の体感では、まだ春は来ていない。
春とは、
立春ごろから、三寒四温を繰り返し、
日ごとに温かくなって、春一番※1も吹く。
朝、寝床にいると鳥のさえずりが聞こえ、
ずっと眠っていたい気分になる。
「春眠暁を覚えず」※2。
外に出て背伸びしてみる。春の空気を吸う。
1月に芽を出したチューリップが咲き始め、
犬も気持ちよさそうに日向ぼっこしている。
命が躍動するあたたかいはるうらら・・・。
これが、私にとっての春の体感イメージ。
今年、京都では
春一番がなく、週末ごとの長雨と
4月になっても低い気温で推移している。
来ない春といっていいのか、遅い春といっていいのか、
春らしくない春・・・。
残念だ・・・。
そんな春だが、今日は友と語らいで充分に楽しめた。
幸せな1日だった!
※1春一番 立春から春分までに吹く、風速毎秒8メートル以上の風で、
前日より上気温が上がり、特定の地域3ケ所以上で観測される風のこと)
※2春眠暁を覚えず
春眠不覺曉 處處聞啼鳥 夜来風雨聲 花落知多少
春眠暁を覚えず 処処啼鳥を聞く 夜来風雨の声 花落つること知んぬ多少ぞ
※1気象庁によると昭和30年から観測記録がある。春一番が吹かなかった年
昭和の時代 32年、39年、42年、48年、53年、55年、61年、63年
34年間で8回吹かなかった。
平成の時代 4年、6年、11年、12年、14年、15年、18年、20年、23年、24年
24年間で10回吹かなかった。