〔おじさんのかさ〕絵・作:佐野洋子 を15年ぶりに読んで・・・。 | ”個が変わる””組織が変わる”コンサルティング橋本喜充

”個が変わる””組織が変わる”コンサルティング橋本喜充

メンタルブロックが外れ、心的ストレスが解放されると個の行動が変わる。

また、環境要因(情報・道具・報酬)が変われば、個の行動が変わる。

内的・外的要因が変われば、個の持てる力が発揮され、組織が変わる起爆剤となる。

おじさんの“かさ”を読んで・・・






(セルフケアコンサルタント)橋本喜充のブログ-おじさんのかさ
おじさんは最初“かさ”を使わなかったのはなぜだろうか?



おじさんの中に答えはありますが、2つストーリーが湧いて


きました。



1つめは、

新しい“かさ”を汚してはいけないと考え、本末転倒な使い方をした少し滑稽なおじさん。

子供の楽しい“かさ”の使い方を見て“かさ”の本来の目的が分かったというストーリー



(“かさ”の本来の目的が分からなかったが、それに気づくストーリー)



2つめは、

最初から、観賞用の“かさ”として、雨が降っても“かさ”をささずに持って歩くほど大切にしていた。

が・・・。

子供の楽しい“かさ”の使い方を見て、思わず本来の“かさ”の使い方をした。

しかし、観賞用にしても楽しい発見があったというストーリー



(“かさ”の本来の機能(目的)とは違う目的で使用していたが、その違った目的に本来の機能(目的)を加えればもっと楽しいという発見があったというストーリー)



ここで考えたことは“かさ”を“おかね”に置き替えたら自分はなんと答えるだろうか?

“おかね”は、稼ぐもの、貯めるもの、使うもの、何が大切だろう?



“かさ”を“たべもの”に置き換えたらどうだろう?



“かさ”を“生きること”に置き換えたらどうだろう?



“かさ”を・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?



“かさ”をいろんなものに置き換えて見ても、答えは人それぞれの中にある。



おじさんの“かさ”も、答えはすべてその人の中にしかない!



< ストーリー >


おじさんは、とてもりっぱなかさをもっています。出かけるときはいつもかさをもっていきます。でも、少しの雨ではかさをさしません。たくさん降ると雨宿りします。急ぐときはかさをしっかり抱いて走ります。大降りの日は外にも出かけません。ある日、おじさんが公園の木の下でベンチに座っていると、雨が降ってきました。そこにおじさんの立派なかさを見た男の子がやってきて・・・。