おじさんの“かさ”を読んで・・・
おじさんの中に答えはありますが、2つストーリーが湧いて
きました。
1つめは、
新しい“かさ”を汚してはいけないと考え、本末転倒な使い方をした少し滑稽なおじさん。
子供の楽しい“かさ”の使い方を見て“かさ”の本来の目的が分かったというストーリー
(“かさ”の本来の目的が分からなかったが、それに気づくストーリー)
2つめは、
最初から、観賞用の“かさ”として、雨が降っても“かさ”をささずに持って歩くほど大切にしていた。
が・・・。
子供の楽しい“かさ”の使い方を見て、思わず本来の“かさ”の使い方をした。
しかし、観賞用にしても楽しい発見があったというストーリー
(“かさ”の本来の機能(目的)とは違う目的で使用していたが、その違った目的に本来の機能(目的)を加えればもっと楽しいという発見があったというストーリー)
ここで考えたことは“かさ”を“おかね”に置き替えたら自分はなんと答えるだろうか?
“おかね”は、稼ぐもの、貯めるもの、使うもの、何が大切だろう?
“かさ”を“たべもの”に置き換えたらどうだろう?
“かさ”を“生きること”に置き換えたらどうだろう?
“かさ”を・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?
“かさ”をいろんなものに置き換えて見ても、答えは人それぞれの中にある。
おじさんの“かさ”も、答えはすべてその人の中にしかない!
< ストーリー >
おじさんは、とてもりっぱなかさをもっています。出かけるときはいつもかさをもっていきます。でも、少しの雨ではかさをさしません。たくさん降ると雨宿りします。急ぐときはかさをしっかり抱いて走ります。大降りの日は外にも出かけません。ある日、おじさんが公園の木の下でベンチに座っていると、雨が降ってきました。そこにおじさんの立派なかさを見た男の子がやってきて・・・。