何気なく読み返す本。何度目のことか忘れてしまったが、再び三島由紀夫集(新潮日本文学)を。
「仮面の告白、愛の渇き、潮騒、金閣寺、宴のあと、午後の曳航」と作品が続くのだが、いいね。実に。
三島や日本文学についての薀蓄を垂れるつもりはない。いや、単なる力不足なだけなのだが、個人的には三島、彼が大先生だ。
物を書く研究対象的な。リアルで本質で切実な提起を行う的な。普通や当たり前という類がまるで掟であるかのような感覚、終末観も好きだ。(そのせいか、どちらかと言うと太宰治はあまり好きではない)
そういえば。あっさりと達成したね。イチローが。(ピート・ローズが持つ大リーグ記録、4256安打を更新)
ただただ元気をもらえたような気がした次第。ありがとう。
さ、ご依頼頂いている原稿の執筆締切が週明け月曜に迫るこの頃。凡人すぎるがゆえ、弛まぬ努力を続けよう。全速力で。