だが、使い方を誤ると、逆に非効率になるものも中にはあると思う次第だ。
たとえば、天秤に掛ける。
二つのもの両方と関係を持っておき、どちらを選んでもOK状態にしておくことだが、人間関係でこれをやると少々ややこしくなりがちに。
というのは、天秤のウェイトはどちからに比重が掛かる場合が多いからだ。80:20的に。(20は一応キープ的な。フェードアウトできればベスト的な)
さらに。人間のネガティブ察知能力とは長けているわけで、軽く見られ、扱われている方は、瞬時に天秤の存在に気づくものである。
確信がない段階でも何となく分かる的な。いちいち嘘っぽい的な。(個人差はあるだろうけれど、ボクの場合は天秤に気づいた瞬間ドン引く派)
おそらくは、相手の言葉、振る舞い、態度、雰囲気、普段との違い、諸々から自分に置かれたウェイトを量る能力があるのだろうな。きっと人は誰でも。
やや暴論かもしれないが、人間関係の天秤、それに付帯するオプションのような損得勘定とはあまり品が宜しくないと思う。『二度と会わないから、ま、いっか』的なノリは、巷にはいくらでもあるとは思うけれど。
効率化ばかりを追い求めた製品、商品とは魅力的だろうか
効率化を追い求めたモノは、良いモノ、優れたモノに違いない。
とはいえ、人々に受け入られるのかといえば、必ずしもそういうわけではない。売れていないモノだって沢山あるし、そればかりか、その分野の身売り、撤退する大手企業だってあるわけだ。
ようするに、それだけじゃなくいわゆる付加価値(ソフト)も大事だということ。そのモノがもたらしてくれる何かを創造するという。
ボクは効率化自体を否定も批判もしない。ひたすら追求する考え方も、それはそれでアリだと思うし、そうしなきゃいけない分野だってある。
ただ、効率化と対極にあるようなものが意外に大事だったりするのだよね。なので、その辺りにある何かを大事にしていこうと思う次第だ。これからも、ずっと。(天秤に関しては不器用な人なので無理だな。やったとしても簡単にバレそう)
いきものがかりのベストアルバム『超いきものばかり~てんねん記念メンバーズBESTセレクション~』がリリースされた。さ、楽しく聞き、歌いましょうかね。全速力で。