米航空宇宙局(NASA)による特別会見「火星に関する重要な科学的発見」のことだが、少年の様な眼差しで観ていたに違いない。PCモニターに映し出される「NASA TV Public」を。(日本時間29日午前0時30分~Live中継)
さて、発表された重要な科学的発見とは周知の通り。「液体の水が地表を流れている可能性が高い」というものだった。(地球の海水よりも遥かに塩分が濃い塩水)
さらに、微生物などの生命体が存在する可能性も高まったそうだ。
ふむ。存在しているであろう微生物は、どれほどの進化を遂げているのだろうか。NASAはもっともっと知っているのだろうけれど教えちゃくれないだろうな。
ネット上では火星人の存在か?という期待感が盛んに表れていたけれど、実は個人的にも。何らかの地球外生命体の発見というドキドキ感が相当にあったのだけれどね。
約46億年前に誕生した、火星
そこには厚い大気と川、湖、火山、そして氷河があったという。ちょうど同じ頃の地球がそうだったように。そして、35億年前、太陽風が火星の大気を見事に吹き飛ばしたそうだ。
当然にして水は地表に留まることができず、宇宙へ逃げたか、地中に氷として閉じ込められたか。地球の北極海にある以上の膨大な水が存在していたそうだが、地表下の大きな「貯水池」に液体の水のまま留まっている可能性もあるそうだ。
今回発表された水はどこから来ているのか明らかにされていないが、どうなのだろう。地表下の氷が解けた説、地下水を含んだ地層説があるそうだが。
ところで。それほど膨大な量の水が何十億年も前に蒸発したって、こわいよね。地球も他人事じゃないというか。
NASAは2030年代までに人類を火星へ送る目標を持っているが、長期的には火星に到着する宇宙飛行士の生活。更には未来の人類コロニーとして見据えているそうだ。
ふむ。ガンダムの世界だな。命ある限り激しく傍観するとしよう。