月並みだけど、ダイエットに励んでいる。
さらに月並み。なかなか痩せない。
いや、少しぐらいは痩せたよ。
というか「黒烏龍茶を飲めば・・・」。
そう思い込んでいるあたり「そもそも」かもね。
まずはカロリーを消費しよう。
腹筋しよう。
「らしくない」とは、不発に終わる可能性が高い
「らしくない」とは、何にしてもよろしくない。
企画にしてもそうだし、シナリオもそう。
たとえば「〇〇イベント、〇〇会、〇〇教室」など、お客さま向けの企画。
それには季節に合った旬なモノ。
「お客さまが喜んでくれそうだ!」とするモノなど。
本業とはかけ離れたモノも多くある。
しかし、ふたを開けてみたら「お客さまが集まってない」。
そういうときも往々にしてある。
なので「ちゃんとお誘いしてんのか?」
そう管理者がご立腹のときも。
ところで、なんでお客さまは来てくれないのか?
大きな理由のひとつはコレ。
「お客さまの頭の中にハテナが浮かんでいる」。
たとえば、ある家電量販店が「無料アロマ教室」を開いたとする。
「お客さまに喜んでもらおう」、「日頃の感謝をこめて」と。
いっぽう、多くの消費者にインプットされている「そのらしさ」とは、品揃えが豊富な家電の専門店。
他店よりも1円でも高ければ、それに合わせてくれる、とも。
つまり、アロマ教室はミスマッチ。
「らしくない」と感じる人が多いはず。
でも、こう認識されるとツラい。
ん?と一歩止まる感じになるから。
たとえば「なんでアロマ教室?」となれば、「それいいね!」とはなりづらい。
ヘタをすれば「あぁ、それをキッカケに買い物をさせるつもりだな」。
そう勘ぐられてしまうかもしれない。
なので「アロマポットプレゼント!」
「5種のオイルセットを先着100名様に!」
などと、飛び道具頼みになったりする。
でも、それ目当てだけにくる人たちも現れるワケで。
費用対効果とかそういう次元じゃなく、販促費用をモノ化して、たんにバラまいている。
そう気前の良いだけの状態になったりもする。
お客さまに「本業」を伝えつづければ「らしく」なる
「なにをしたいのか?どこへ向かっているのか?」
それらは理念や方針などに詰まっている。
そこには、人々や社会に対する姿勢や貢献。
お客さまのためにできることなどが謳われている。
さらに「その企業ならでは」という個性、哲学、思想などのエッセンスも。
たとえば「人々に豊かな時間を提供することによって社会へと貢献する」。
「そのために独創的なアイデアをもって挑戦しつづける」。
そうある場合。
豊かな時間を生み出そうとする「あらゆるアイデアと挑戦」は、すべてこの枠に収まる。
さっきのアロマ教室もそう。
その企業、そのお店らしい企画になる。
つまり、この枠組みこそが本業と言える。
たまに「理念なんて、ただの理想ですよ」。
その手のセリフを耳にするときがある。
たしかに、短距離走のごとく結果に向かって突撃!
そうなれば、プロセスとは眼中から外れやすいかもしれない。
だけど、お客さまの頭の中にハテナが浮かんでしまえば、結果を求めようとする「その企画」は機能しづらい。
たとえれば、短距離走じゃなく、じつは長距離トラックをグルグルと回っている。
そんな迷走じみたことにもなる。
「ウチの本業」(=枠組み)を突き詰めること。
お客さまへ分かりやすく伝え続けること。
それは「らしさ」につながる。
だから「急がばまわれ」。
ではでは。
ひきつづきステキな週末を。