昨日のつづき「曖昧になりそうなワード」について書きます。
曖昧とは「いかようにも受け取れる」という意味ですが「雰囲気だけで具体性がない」。そういうこと。
ご紹介した「東洋経済オンライン」の中では、「意味があるようで中身のない思考停止ワード」と定義。
そして、それらを「マジック・ワード」と呼び、たとえとして「コミュニケーション能力」を取り上げていました。

「あなたの周りにもマジック・ワードは存在しますか?」
いくつも存在する「曖昧ワード」
同じように「曖昧になりそうなワード」を探してみると、
いくつか頭に浮かびます。
そして、そのひとつは「お客さまとの関係性」というコトバ。
ひとくちに「関係性」と言っても、いかようにも意味がありますからね。
たとえば、仲良くなること。
会ったときに気軽にハナシができること。
冗談を交えて会話ができること。
遠慮なく電話やメールができること。
あるいは、その考えが好きだ!と、共感してくれること。
あなたのアドバイスを受けたい!と、相談してくれること。
もっとハナシを聞かせてよ!と、望んでくれること。
などなど、キリがないほど挙げられます。
曖昧ワードの問題点
さて、この最大の問題は「具体性がない」こと。
なので、指示を受けた部下が「なにをどうすれば?」となり、
「具体的に何もできない、しない」ことにあります。
つまり、「それっぽい」だけで終わってしまう。
たとえば、「お客さまに会ったとき、気軽に話ができる関係」。
もう一方は「その考えが好きだ!と、お客さまが共感してくれる関係」。
この2つの関係の築き方は同じじゃありません。
つまり、「目指す関係」によって、シナリオもやり方も販促物も「それぞれ」なワケです。
ということは「お客さまとの関係を築け!」だけでは不十分だということ。
曖昧なマジックワードは会社の迷走や失速につながる
「お客さまと関係性を築く」。
どの会社も、だれでも良い関係を望むのは当たり前のこと。
ただ、当たり前なだけに「曖昧」に。「漠然とした」。
しまいには、存在感も薄くなり記号化しやすいものです。
もちろんこれに限らず、いかようにも受け取れる「曖昧ワード」はできる限りに明確に。
じゃないと、すべてが「分かったようで分からない」。
そして、分からないがゆえの「迷走」にもつながってしまいます。