こんばんは♪
14日に関東甲信地方を襲った記録的な大雪。
その影響は色濃く残り、まだ7,000人以上の方たちが
孤立している。という報道を見かけます。
そんな中、群馬県との県境にある
長野県佐久市の柳田清二市長の対応が喝采を浴びましたね。
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ツイッターで集めた写真から状況確認して指示
大雪被害、佐久市長の活用法に称賛の声
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柳田市長は、どんな対応をされたのか?というと・・・
市民の方にTwitterを使い、こう呼びかけました。
「各地どんな様子か?
出来れば、写真を貼付してお送りください。
全力で対応したいので、宜しくお願いいたします」と。
それに反応された市民の方たちの写真はコチラです。
(一部抜粋)
そして、それらをご覧になった市長は・・・
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R142岸野~百沢、東小南側、岸野小~R142、新子田~志賀、
大平団地第二周辺、下塚原に至る道等課題の確認が出来ました。
→佐久市の持つ除雪力では不足と判断。
阿部知事に自衛隊の出動お願い。
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などと、集まった写真から状況確認をし、指示を出し、
対応やスケジュールについても市民へと随時報告しました。
これは雪害という緊急的なテーマでしたが
SNSとは短時間にして、たくさんの知を集めることができる。
その集合知によって、より良くできる。
そうあらためて感じていました。
たとえばですが、自社の価値。
価値とは「お客さまが認めたモノ」のことですが、
それぞれ見出されたモノは違っていたりします。
もしかしたら、人の数だけ、それぞれ違うかもしれません。
それらをひとつの旗印の元に集めることができれば、
「ウチにはそんな価値もあったのか!」
「なるほど、想定外だった!」
と気づくキッカケになります。
また、それらを組み合わせることによって、
まったく新しい価値を生み出せることもあります。
あるいは、より伝わる方法や切り口に出会えることも。
やり方は同じです。
「どこに価値を感じられたか教えてください!」
「できれば、写真と一緒にお送りください!」
と、するだけですからね。
もちろん、「そのときだけのお願い」ではなく、
日ごろから丁寧なコミュニケーションを取りつづけ、
関係性を深める努力をしておくことは言うまでもありません。
今回のニュースを見ながら、
あらためてSNSの使い方と可能性について
感じることが多々ありました。
このたび雪害にあわれた地域、地区が一日も早く復旧し、
どなたも無事に日常に戻られることをお祈りしています。