ターゲットを絞れば、マーケットは広がる! | No Rice,No Life! 佐藤琢也公式ブログサイト

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企業論、人財論、労働論、マーケティング論、プロモーション論。
時事問題、関心事、個人的な日常など、徒然なるままに綴ります。

こんばんは♪


神戸での仕事が終わり、

超がつくほど久々に「太鼓の達人」に燃えてました(笑)



コンサルタント佐藤琢也のオフィシャルブログ
          「いつもの?阪急線のガード下で♪」



さてさて・・・
DMやチラシをはじめとする「販促物」をつくるときに
「ターゲットを絞りましょう!」というハナシをします。


すると・・・


「えっ・・・?呼ぶお客さまの数を少なくしてしまうことですか?」


そういう反応がかえってくることがあります(笑)


もちろん、少なくするんじゃなくて
反応してくれるお客さまの数を増やすために「絞る」んです。



たとえばですが・・・
「ヘルシア緑茶」ってありますよね。


この商品のターゲットは・・・
「メタボを気にする中高年の男性」としています。


体脂肪を燃焼してくれる高濃度茶カテキンが
メタボを解消してくれますよ!というワケです。



では、結果はどうだったのか?
「メタボを気にする中高年の男性だけ」が反応したのか?


というと・・・そんなことはありません。
「体脂肪を気にする若い女性」にも人気が広がったのです。



そう。
ターゲットを絞ることによって「反応してくれる人が増えた」。


つまり・・・
マーケットは「中高年の男性+若い女性」へと広がったワケです。



「なんで、そんなことが?」というと

「ターゲットの絞り方」にコツがあります。


まず・・・
ひとくちに「メタボを気にする中高年の男性」と言っても、
色んな人がいますよね。


だから、もうちょっと「この男性」を特定していくんです。



たとえば・・・


「この人はどんな欲求を持っていそうか?」
「どこでどんなモノを買うんだろうか?」
「どのような価値観で商品やサービスを買ったり利用するのか?」


などなど、そういうことをリアルに想像していきます。


すると・・・
この人は「どういう人なのか?」分かってきますよね。


つまり・・・
「中高年の男性たち」という「不特定の塊」のような相手から
顔まで見えてきそうな「ひとりの人」が相手となっていくワケです。



そうなると・・・


この人には、どういうメッセージが届きやすそうか?
どういうメッセージを好んでくれそうか?


そういうことが見えてくるワケです。



たびたび「だれのために、なにができるか考えようよ!」
と、おハナシしますが・・・
その「だれ」と「なに」をハッキリしていくのです。



ターゲットを絞れば、マーケットは広がります。


言い方を換えれば・・・
あなたが言っていることに「共感してくれる人」を
増やすことができます。


だから・・・
大ざっぱではなく、できるだけ狭く細かく具体的にね!