こんにちは♪
最近読んでいた本、
「ビア・ボーイ / PHP文芸文庫」を読み終えました。
「おれは、正しいことをやる」
「若手ビール営業マン上杉、広島で大暴れ」
もし、これから読まれる方がいたら申し訳ないので
さわりだけお話しすると・・・
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エリート宣伝部から、売上最低支店に飛ばされたオレ。
待っていたのは小狡い上司と、だらけた空気。
でも、ここで結果を出さなければ本社へ帰れない。
よし、売ってやろうじゃないか!
アホな上司や性悪同期に負けてたまるか!
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こんな感じです(笑)
社内の政治的な思惑やそれに振り回されたりするシーン。
シェアを拡大したい営業マンの心理が描かれているシーン。
・・・などなど、共感される営業職の方は多そうだな!
と、感じられる本でした(笑)
その中で印象的だったのは、黒岩社長が上杉に語ったコトバ。
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「昨日のことは昨日のこと。
こまいことをいつまでも構いよると、いけん。
風はいっつも流れとる。流れはいっつも変わりよる。」
「己の心を鏡のように保つことじゃ。
じゃけんど、鏡いうものは、映った空や雲の姿を
いつまでも残さん。
「ただただ映すだけじゃ。それを肝に銘じんさい。」
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たしかに・・・
世の中全体の流れ、人の欲求、消費者の傾向などなど、
あらゆることで「風や流れ」は変わっています。
変わらないモノやコトなんてないワケですから
むしろ変わる方が当たり前のことです。
それは・・・
好む好まざるに関係なくね。
ただ・・・
いつもまでも同じような光景が映し出されているような・・・
気がしてしまう。
そういう場合があります。
もっと言えば・・・
自分の心地の良いシーンを残しているだけかもしれないし、
自分が見たい光景をムリヤリにでも映し出している。
そんな感じかもしれません。
では・・・
「流れを実感するには?」
「客観的に正しい光景を見るためには?」
と、考えてみると・・・
自ら求めて勉強をする。
あるいは・・・
すでに知っている人のハナシを熱心に聞く。
そういうことが必要だと思う。
自分の都合とは関係なく、風は流れているんですからね。