こんばんは♪
今日は「維新の三傑」と言われた
木戸孝允(別名 桂小五郎)の誕生日なんですね。(1833年)
ご存知の通り・・・
桂小五郎は、長州藩の尊攘派リーダーであり、
明治新政府でも近代日本の礎を築いたリーダーのひとりです。
そしてまた・・・
天下に名を轟かせた剣豪でもあります。
志士時代は・・・
江戸三大道場の一つ、練兵館に入門し、たった1年で塾頭。
(神道無念流剣術の免許皆伝者)
そして・・・
同じ時期に免許皆伝者となった、
大村藩の渡辺昇とともに「練兵館の双璧」と称えられました。
あの近藤勇をして・・・
「恐ろしい以上、手も足も出なかったのが、桂小五郎だ」
と、言わしめた逸話も残っています。
ただ・・・
これだけの腕前でありながら
真剣を使って人を殺めたという記録はなく、
幕府側の会津藩や新撰組などと対峙したときも
変装までして戦いを避けることに徹していたそうです。
これが「逃げの小五郎」と言われる由縁ですが・・・
なんかね、これこそが「知恵」ってもんだな。
と、思うんですよね。
桂小五郎が、なぜ戦いを避け続けたのか?
その心中は知る由もありませんが・・・
「戦っても良いことなんて・・・なにもナイ。」
「避けることができるんなら、余計なことはしない方がイイ。」
そう思われていたんじゃないのかな?
と、勝手に想像しています。
いまの現代、真剣を振り回し合って戦うことはありません。
ただ、それにとって変わるモノとして「コトバ」や「態度」があると思う。
そう思うとね・・・
「言わなくてもイイ余計なことは・・・わざわざ言わない。」
「相手と険悪になるんじゃないか?
と、想像できるんなら・・・わざわざ余計な態度はとらない。」
そういう知恵が大切なんじゃないかと。
「逃げるが勝ち」、「負けるが勝ち」
という「ことわざ」もあるぐらいだしね。
まぁ、そんなことは分かっちゃいるんだけど・・・
「自尊心、意地、プライド、メンツ。」
それらがニョキニョキと出てきてしまったり・・・してね(汗)
でも・・・
少なくともイイことはないんだから
一呼吸おけば避けられるんだから
心を無にして「知恵のある言動」をしたいものです。
もちろん、そう言うボクも・・・
まだまだ修行の真っ只中ですけどね(笑)