「だれに話すか?」が決まらないと「なにを話すか?」は決まらない。 | No Rice,No Life! 佐藤琢也公式ブログサイト

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企業論、人財論、労働論、マーケティング論、プロモーション論。
時事問題、関心事、個人的な日常など、徒然なるままに綴ります。

こんばんは♪


さてさて・・・
ある人に、こうお尋ねされました。


「来月、高校生の子たちに講義をすることになったんですけど・・・
 資料が進まないというか・・・まとまらないんです。
 なにかコツみたいなのはありますか?」


・・・と。



たしかに・・・
ありますよね。


なんとなく頭の中ではイメージできるんだけど・・・
それがウマく形にできない。
・・・みたいなね。



聞いている高校生は「どんな子なんだろう?」
と、気になり・・・


「そこには、どんな子が聞きにくるんですか?」
と、お尋ねすると・・・


「どんな子と言われても・・・そこまでは分かりません(汗)」
・・・と。



なるほど・・・。そうなんですよね。

「だれに伝えるのか?」が、ハッキリしていないと・・・
「なにを伝えるのか?」が、ボヤけてしまうんですよね。



ボクもそうですよ。
人に喋ることが仕事の大半ですけど・・・


「聞いてくれている人は、どんな人なのか?」


ココがハッキリしていないと・・・
なかなか自分の中で具体的な形やストーリーができてこないし、


「アレっ?いったい何を伝えたいんだっけ?」
と、なってしまいがち。



もし、この状態で話してしまったら・・・
「聞いてくれている人も、この人は何が言いたいんだ?」


あるいは・・・
「なんとなく分かったような・・・分からないような。。。」
と、なってしまうと思う。



だから、こう思うんです。
「だれに話すか?」が決まらないと・・・

「なにを話すか」も決まらない。・・・と。



とは言っても・・・
いつも不安だらけですよ(汗)


「伝えたいことは、ちゃんと伝わったかな?」
「分かりやすくお伝えできたかな?」

ってね。


「ヨシ!カンペキ!」なんて思えたことは一度もないし、

喋り終えた途端・・・

「今度はこうした方がいいな!」みたいなことばかり考えてるし。



まずは「だれに伝えたいのか?」を考えてみて・・・


その人は、何を知りたがっているのか?
どんな解決したい不安や不満があるのか?
どんな欲求をもっているのか?・・・などなど。


そういうことをハッキリとイメージして
資料に落とし込んでいく方がスムーズに進みやすいし、
聞いてくれている高校生たちにも「分かりやすく伝わる」。
と、ボクは思いますよ。


資料づくり、ガンバってくださいね!
もし、また行き詰ったら気軽に聞いてください(笑)

応援してます!