分析することがテーマ(目的)になってる!? | No Rice,No Life! 佐藤琢也公式ブログサイト

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企業論、人財論、労働論、マーケティング論、プロモーション論。
時事問題、関心事、個人的な日常など、徒然なるままに綴ります。

おはようございます!


ホテルの一室で目覚め、テレビをつけてみると、
橋下大阪市長が出演されていました。




コンサルタント佐藤琢也のオフィシャルブログ
             「どうする?電力改革!」




しばらく「ボォ~」っとした頭で
なんとなく眺めていると・・・


「やっぱり橋下さんらしいな♪」
と、感じるコメントが!


それはこんな趣旨です。



「メリットとデメリットを
 いくら並べ立ててみても、問題は解決しない。」



これは「電力改革についてのコメント」だったんですけど、
ボクも同じように感じる場面に出会うことが、たまにあります。



それは・・・
「分析」というビジネスシーン。


「分析」をしているハズなんだけど、
それは、ある意味「分析というワナ」かもしれません。


その意味は、こんな感じです。



「分析に必要な数字を拾い上げ、まとめる。」


「問題点を整理してみる。」


「みんなに意見を出してもらい、その意見をまとめる。」


そしてそれらを・・・
「メリットとデメリット」のように分けて整理してみる。



たしかに「分析」をして・・・
「なるほど!そっか!」
と、いろんなことが分かってくるんだけど・・・


「問題を解決するためには、どうしたら!?」
という、その後の具体策までが、なかなか進んでいかない。


「なにを?」


「いつまでに?」


「誰が?」


「どうやって?」


と、ことの詳細がハッキリと見えてこない感じです。



また・・・

重要な業務には間違いないんだけど・・・


「いますぐ本気で取り組まないと!」
とまでは、意識が向いていない感じもします。



つまり・・・

「分析をすること自体」がテーマ(目的)になっている。



これは・・・


いますぐやらなくても、
「実績や業績などに大きく影響しなさそう。」

という意識があるのかもしれません。


でも、せっかく労力と時間をかけたのに
もったいないよね。



だから・・・
「いま、なにをすべきなのか?」


と、シンプルに考えてみると
「分析というワナ」から抜け出せると思うのです。


おっ!

気づけばもうこんな時間!


ではでは、仕事へ行ってきます♪