安易な値引きは、お客さまが離れてしまいます! | No Rice,No Life! 佐藤琢也公式ブログサイト

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企業論、人財論、労働論、マーケティング論、プロモーション論。
時事問題、関心事、個人的な日常など、徒然なるままに綴ります。

今日は金曜日!


週末がお休みのあなたは、あと半日で今週の仕事が終わる!
と、ちょっとウキウキした気持ちかもしれませんね(笑)



ボクは清々しい秋晴れのもと、
散歩がてら、会社からヨドバシカメラまで歩いて行ってきました♪



というのはね・・・

最近、ノートPCの調子が悪いんです。


いままでの経験則からすると、
そろそろ。。。かな(汗)


・・・と。




コンサルタント佐藤琢也のオフィシャルブログ
          「う~ん、やっぱコレかなぁ?」




いやぁ~、ホント迷いますね・・・


量販店のメリットは、安い価格だから

「どのタイミングが一番安く買える?」ってね(笑)



でも、この値引き、安易にやると危険なんですよ。



たとえば・・・


PCにしても、高めの服やバックにしても、
「買い直しがしづらい商品」ってあるじゃないですか。



そういうモノを買ったあと、
なんとなくモヤモヤしたことありません?



「これを買って良かった!」


という気持ちと・・・



「もしかして、他にもっとイイのがあったかな?」


という気持ちが一緒にあって、なんだかスッキリしない感じ。



このモヤモヤした2つの気持ちを
「認知的不協和」と呼びます。





コンサルタント佐藤琢也のオフィシャルブログ
by 心理学者 レオン・フェスティンガー





なので・・・


ふつうは・・・


この矛盾した2つの気持ちの
「どちから一方を消してしまえ!」と、なります。


スッキリしたいですからね(笑)



そのとき、「どっちを消そうとするか?」といえば・・・

だいたい、どなたでもそうです。


「他にもっとイイのがあったかな?」

という「自分が選ばなかった方」を消してしまいたいんです。


なんか、しゃくに障りますからね(笑)



じゃあ、どうやって消すか?



その①は・・・


「世間で売れているものを買ったんだから!」

という安心感に頼ります。



たとえば・・・


店頭にたくさん並んでいた人気商品だったから。


お店の人が、「今売れ筋なんですよ!」と言ってたから。


雑誌でも一押しの人気の商品だったから!


と、こんな感じでね。



それと、その②・・・


「あなたは、それを買って正解だったんですよ!」

と、あなたの選択を支持してくれる情報を頼ります。



たとえば・・・


広告やカタログ、口コミなどを見て、
買った商品の良い所を見つけようとします。



いずれにしても、
ようは、「自分を納得させたい」ってことなんです。




そう考えると・・・


お客さまに不公平感を与えてしまう、

「統一感のない値引き」、「根拠のないキャンペーン」は、
ホントに気を付けないといけません。



もしもですよ・・・

迷った末に買ったモノが・・・


違うお店では、はるかに安い価格で売られている!

はるかに安い価格で買った人がいる!


なんてことを知ったら・・・

少なくとも、いい気はしませんからね。


というか・・・

イヤですよね。



もしかしたら「もう二度と買わない!」と思うかもしれません。


あるいは、「買って良かった♪」とは、
口が裂けても人に言わないかも知れません。



だからね・・・


「値引き」や「キャンペーン」には・・・

お客さまが「それなら!」と、
納得できるような「根拠や理由」が必要なんです。



つまり・・・

配慮が必要デス!



ちなみに・・・


高級ブランドをはじめ、ブランド力が強ければ強いほど、
「値引きをしないのは、当たり前。」

コレもお客さまへの配慮です。