日本一を決める日本シリーズ、
巨人が日本ハムに勝ちましたね。
ボクの巨人に対するイメージは、いつも「強者の戦い」。
他球団の主砲級のバッターやエース級のピッチャーを
FAなどで獲得していく。
つまり・・・
資金力をもって、
「他球団の強み」をドンドン摘み取っていく方法ですね。
巨人に対して、勝率の良いピッチャー、
巨人に対して、打率の良い打者などは
格好なマトです。
一方、対極的なイメージがあるのは、「野村ID野球」。
「ホームランなどの長打を捨て、
状況に応じたバッティング&走力を活かして1点を取りに行く」。
「そして、それを守り抜く。」
強者との真正面からの勝負を避け、
相手がマネできないところで勝負をする。
強者とは、まったく違う戦い方ですね。
これは、ビジネスの世界でも、まったく同じです。
リーディングカンパニーは、
他社の強みをマネすることで消していきます。
他社が新しい商品やサービスで差別化を図ってきたら、
同じようなモノを作って同じことをすればイイ。
そうすることで・・・
どこの会社も同じように見えるように・・・
・・・してしまいます。
つまり・・・
同じ土俵で勝負し続ければイイ。
まるで巨人のような「強者の戦い方」ですね。
でも、「弱者」はそうはいきません。
リーディングカンパニーと同じことをしても
ウマくいくはずがないですからね。
だから・・・
相手がどうガンバってもマネできない
差別でなく独自路線を徹底していく。
同じ土俵にいる限り、圧倒的に不利ですからね。
そう考えると・・・
自分たちは「強者でいくべきか?」・「弱者でいくべきか?」
それがボヤけてしまうと、苦戦する原因になってしまう。
それは、価値の伝え方、販促物ひとつひとつをとっても、
みな同じことが言えます。