ミーティングが始まる20分ぐらい前、
マネージャーさんから
「先生、ちょっとイイですか?」
とのお声が。
ご一緒にリフレッシュルームに入ると、
「すみません・・・。」
「各メンバーに与えた課題のことなのですが・・・
出来栄えが、あまりにもヒドくて。。。」
とのこと。
拝見すると・・・
う~ん、たしかに。。。
ヒドイと言うのは、内容が粗末。
という意味ではなく・・・
前回のミーティングで考えたストーリーが、
グチャグチャになっている。
という意味なんです。
つまり・・・
目的から大きくズレたモノが、完成してしまったんですね。
「あっ、ゴメンナサイね。。。」
よく意味が分かりませんよね。
この課題とは・・・
お客さまに渡す「小冊子づくり」のこと。
内容は?というと・・・
「スペックや性能、特徴」を語らずに・・・
「どんな人にとって、どういう使い方ができるのか?」
「なぜ、そういう使い方ができるのか?」
そういう商品の伝え方をしている。
あとは・・・
「どんな背景から、この商品が生まれたか?」
というエピソードとかね。
そして・・・
各コンテンツの作成を
各メンバーのみなさんに担当を振り分けて
「それぞれを合体させたモノが完成!」
そんな段取りでした♪
ミーティングが始まり、それぞれ完成したモノを
発表してもらっているうちに気づいたんですけど・・・
小冊子を使って・・・
お客さまにお伝えしたいことを・・・
忘れちゃってる。。。
つまり・・・
小冊子をつくる意味、目的をね。
もう一度、順を追って確認していくと・・・
「あっ、そうでしたね。勘違いしてましたぁ~。」
「アレっ?こうじゃなかったでしたっけぇ~?」
と、記憶があいまいなご様子。
まぁでも・・・
ムリもないですよね。
人の記憶なんて、そもそも曖昧なもの。
「アレ?こうだったっけ?」と、なるのは当たり前です。
(もちろん、ボクもそうだし。)
だからね・・・
人は、時間が経てば忘れちゃうもの!と考えて、
メンバーみんなを集めたミーティングは
最低でも週一回!は、やった方がイイと思う。
みんなで集まって話せば話すほど、
それぞれの理解は深まるし、早くズレも修正できるからね。
それに、みんなの進捗も分かるからね。
せっかく、みんなが一生懸命になって
質の良いモノをつくっても・・・
もう一度、やり直しじゃ・・・
時間も労力も、もったいない!
というか・・・
もったい無さすぎますからね!
それに携わる人が増えれば増えるほど、
週一ミーティングはやっておきたいものですね♪