素直に行動をするだけで、トップグループに入れる。
そんなことは、誰でも知っていますよね。
極端に言えば・・・
「当たり前のことを当たり前に、ずっとやり続ける。」
コレだけでいいのですから。
でも、当たり前のことほど、
ムズカシイものであったりするワケです。
それは、モチベーションがなかったり、
もしくは、それをやる理由が見当たらなかったり、とね。
もちろん・・・
会社や上司の評価などなど、
外からのチカラがそれを妨害してしまうケースも
あるとは思いますけどね。
精神科医であり、脳外科医であり、心理学者である
ヴィクトール・フランクルは、言いました。
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「人間は、人生から問い求められている者なのであって
人生に答えなくてはならない。
人生に責任を持って答えなければならない。」
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『夜と霧』より。
※日本語を含め、17カ国語に翻訳され、
60年以上に渡って読み継がれている有名な本です。
たしかに・・・
ボクたちが、人生に意味を問いかけるのではなく
人生が、ボクたちに意味を問いかけている。
そんな視点で仕事を捉えると、どうでしょう?
ボクがしている仕事、あなたがしている仕事、
ボクたちが偶然選んだ風に思えるかもしれないけど
・・・それが、必然だとしたら。
人生が、ボクたちにコレをしろ!
・・・・と、投げかけているものだとしたら。
どうですか?
きっと、仕事の捉え方、見方が変わります。
お客さまが・・・
あなたに「ありがとう!」と、感謝してくれたこと。
あなたから買ったことにより・・・
より良い体験ができたこと。
ステキな時間を過ごせたこと。
あなたを信頼し、頼りにしていること。
これまで大して気にも留めていなかった出来事が
すごく意味のあるモノに感じてくる。
昨夜のモチベーションアップ・プログラムの検証は・・・
「より成績が悪い人ほど、大きく数字がアップしていました。」
仕事の捉え方、見方が変わるだけで、
人のモチベーションは変わります。
そして・・・
自分の意思で「当たり前のことが、当たり前のように行動できる。」
小手先のテクニックを磨いても効果がない、とは言いません。
それなりの効果、一時的な効果は、もたらしてくれると思います。
だけど・・・
「本質的なこと、原点的なこと」
を意識して考えてみる習慣を身につけることの方が、
よっぽど大きな効果が出る、と思います。