45枚目
そしてこの日から
週に1回精神科に通った
俺たちの赤ちゃんとバイバイして
そして君がいなくなってから
僕に会う度に俺の周りの人たちは
「辛いけど頑張れよ」
とか
「彼女の分まで生きろよ」
とか
「早く笑顔取り戻せよ」
とか色々言ってくれた
でも俺はそう言ってくれて
嬉しいし感謝してたけど
正直かなりの負担にもなった
男としてここは頑張らないとって
君と赤ちゃんの分生きないとって
早く思いっきり笑いたいって
俺が1番わかっていた
だから
「頑張れ」っていう言葉は
俺にとって辛い言葉だった
けれど
その精神科の先生は俺に
「よく頑張ったよ」
って言ってくれたり
何か俺は先生の前では
段々と正直に悩みとかを
言えるようになった
そして
君とお別れして約3ヶ月後
少しずつ俺は前に進むことができ
学校に行けるまでになった
それまで自殺しようとしたり
過呼吸になったりしたことは
たくさんあったけど
なんとか踏ん張れた
そして
3学期の始業式の日
俺は3ヶ月ぶりに学校に行った
でも
学校のみんなからの俺に対する
目は相変わらずだった
始業式の日から
やっぱり陰湿ないじめを受けた
無視はもちろんのこと
学校に来たら黒板に
俺の悪口が書いてあったり
全校に携番を広められたり
俺のホームページが荒らされたり
色々された
けど
これが世間の目というものなんだ
と俺は身に染みて実感した
それと同じクラスに
4人の親友がいたことが
俺の救いだった
その親友らが俺に
「あんな奴ら相手にすんな」
「絶対キレたらアカンからな
殴ったらそこで負けや
だから悔しいけど踏ん張ろな」
「お前には俺らがおるやん」
とか言ってくれたおかげで
俺は何とか学校に行き続けた
そして月日は経って
高2の春がやってきた
クラス替えがあり
その4人とは別のクラスになった
学校に行った時
授業受けてる時
いつも隣にいて励ましてくれてた
その4人がいなくなり
俺は前以上に孤立していった
6月の初め...
俺はいつも通り学校に行った
教室はざわざわしていた
教室に入ってみると
黒板に何か紙が
大量に貼ってあった
それは俺のホームページに
ALBUMとして残したプリクラの画像を
拡大コピーしたものだった
そこには
「ヤリチンとヤリマンの汚れた2人」
「子供を追って死んだ糞女」
「女が死んで気狂ったたらし男」
「コンドームはつけましょ~」
とか俺にとって
めちゃくちゃ辛いことが
もっといっぱい書かれてあった
でも
俺が許せないのは
君のことが書かかれてる
ということやった
俺のことだけならまだしも
君のことまで馬鹿にされ
俺はもう我慢ができなくなった
俺「あ゛ァァァー」
俺は君のことを書いた
と思われる奴らを
殴って殴って殴りまくった
自分でもこの怒りが
止めることができなかった
そして誰かが先生を呼び
俺は何人かの先生によって
抑えつけられた
俺に殴られた奴らは
救急車で運ばれて行った
俺は理事長室に無理矢理
連れて行かれて座らされた
即刻俺の親も呼ばれた
理事長室には
担任.学年部長.教頭.生活指導
副校長.理事長がいた
学年部長
「1人は4ヵ所骨折
1人は2ヵ所骨折と3本歯粉砕
もう1人は3ヵ所骨折らしいわ
お前何やったかわかってるんか?
おい!
立派な犯罪やねんぞ」
俺「じゃ警察に通報しろや
俺逮捕されたら嬉しいんやろ」
母「申し訳ございません
警察だけは辞めてください
お願いしますお願いします」
理事長
「そこでですね
私どもとしましても
本校の生徒が逮捕される
というのは本校の看板に
泥を塗られるわけですから
ここはですね
退学していただくという形で
折り合いつけませんかね?」
母「退学したら息子
どうなるんですか
やっと学校行けるように
なったんですよ
お願いします」
母さんは土下座した
理事長
「頭上げてください
でも
息子さんは今回以外にも
妊娠問題とかありますよね?
多数の保護者の方からも
この件に関してお電話いただいて
学校としてもこのような生徒は
本校には相応しくないとして
退学命じさせてもらいます
何度頼まれても変わりません」
俺「俺.学校辞めるよ
母さんごめんな」
母「今までお世話になりました」
そして
学校を退学して
俺は学校を出た
俺「母さん...
土下座なんてさしてごめんな
やっと学校行けるようになって
母さん喜んでくれてたのに
こんな俺でごめんな」
母「学校ではあぁ言ったけど
あんたは悪くないよ
母さんにはいじめられてる
って言ってくれへんかったけど
母さんは気付いてたよ
よくここまで耐えた
あんな学校辞めちゃえ(涙)
でもあんたやりすぎたな(笑)」
俺「大切な人の悪口言われたら
俺は絶対許さんねん
でもやりすぎかも...」
母「これからどうするん?」
俺「俺働くわ
中卒扱いやからどんな仕事
就けるかわからんけど
あいつに大人なったとこ
見せたらなアカンし
母さんにも恩返ししなアカンし
父さんにも兄貴にもな
だから働いてみる」
母「そう」
俺「おぅ」
そして俺は今
君が暖かく見守ってくれてる
この空の下で働いている...
つづく

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