私はあんまり虫が得意ではないのですが
トンボと蝶々はとても好きで、

関東から東北に越してきて
初めて従姉妹に教わった遊びは「トンボ捕り」。

今にして思えば、まぁ残酷なことで
トンボの捕まえ方も上手じゃないので
羽の所を持って飛べなくしてしまったり
卵を抱えたトンボを捕まえてしまったりとか…
トンボにも申し訳ないことをしたのですが😔💦

トンボを捕まえて家に持ってきて、
トンボを毎日放課後に捕まえていたほど
とりあえず大好きで、、
今でもトンボがベランダに来ると嬉しいです☺️✨


東京の近くに住んでいたというのに
田舎の暮らしにとても順応していて
我ながら驚きますけど、、、

まぁ関東に住んでいた時も
石を拾って友達と交換して
図鑑を見て植物をいじったり
男の子のグループの中で
遊んでいるような子供だったから…😅💦

ちなみに、おままごとは
よく誘われたけど、すごく苦手で
私のワースト嫌いな遊びでしたね…


それで、昨日帰ってきたら
玄関近くにトンボがひっくり返って落ちていて
お亡くなりになったのかな?と思って
箒で掃こうとしたら生きていて、

でも随分弱っていたから
別の場所に移動してもらおうと思って
指を差し出したら乗ってくれて、

温かいからなのか
ちょっと元気が出たみたいで
最終的に手の甲まで登ってきてくれました🤚
(女の子のトンボでした)

どこがいいかな〜ってウロウロしてて、
家の中の方が暖かいかな…と思ったけど
そちらに移動すると嫌がるので、

「どこがいい?私のチャリの上とかでも
   乗ってて貰っても構わないけど…」

とか心の中で話し掛けていたら
パッと飛んで
私の自転車のサドル付近に止まって、

そこから動きそうになかったので
カイロみたいな物をチャリに巻いて
とりあえず様子を見ることにしました。

雨が降りそうだったので
晴れたら飛んで行くかも、とか…


それで、さっき
置き配の荷物を確認してきたら
トンボさんは私のチャリに
止まったまま亡くなっていました。

昨日、元気だった時に
もう少し何かしてあげられたんじゃないかって、、
ちょっと…悲しい気持ちになりました。

もう少し手の上に乗せていたら
温まって元気になれたのかも、とか…
(トンボさんは嫌だったかもしれませんが)

葉っぱの生えている近くの地面に置いて、
寒いし、また雨が降るかもしれないので、
落ちてた大きな木の葉を被せてきましたが、
これで良いのかもよく分かりません……


ただ、虫はよく私の所に
お知らせをしにやって来てくれるので

出来るだけ家に来た虫は
キャッチアンドリリース、もしくは
そのままスルーするようにしていますが
(ハエなどは苦手なので、ごめんなさい)

もし、死に場所…というか
休める場所を探しに来て
私の自転車が役に立ったなら、
良かったのかなって思いました。。

今まで助けられている分、
私が少しでも彼女の助けになれていたらと……

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私は昔住んでいた
関東の町がとても大好きで、
ずっとそこに住むんだと思っていました。

でも、予想外の出来事が起きて
私は東北に住むことになって、
良いこと、悪いこと、
色々とありましたけれど、

秋になるとトンボが飛ぶこの場所が
私はとても好きだと思っています。

不思議なことに、
今住んでいる場所の方が
あの時に住んでいた町に似ていて、

変わらず同じ地名でも
今では私が住んでいた場所は
もうそこには無くなってしまったんです。。


私は…大学時代、
地域振興について深く学びましたが
あんまり関心が持てなくて、

どちらかと言うと、
人がいなくなって廃れる街があっても、
でも、そのために自然が戻るのであれば
それで良いじゃん、という考えをしていました。

チェルノブイリの跡地みたいに、
人間は入れなくても緑が豊かに生い茂り
動物が暮らせる場所になるのであれば、と。


人はトンボより
もっと小さな存在かもしれないのに、
私達はどんどんトンボが住めない場所を
作り出しては自分の首を締めているから、

この先、私達に何が起ころうと…
それはきっと、自業自得なんだと思います。。

私達は自然に生かされている、
トンボと同じように
地球の中で暮らす1つの命でしかないので…


この先も、この場所が、
トンボが飛ぶ場所であって欲しいと願います。

トンボだけではないですけど、
とりわけ私はトンボが好きだから😅

夜は星が綺麗に見えて、
川の水が綺麗に流れて、
空気の美味しいこの場所が好きです。

トンボさんにとっても、
きっとそうなんじゃないかと思います。

ずっと出来れば、私はこの土地で
生きていけると嬉しいなと思っています。。


最後までありがとうございました✨