「探偵か、、
人の心をケアするような
カウンセラーのような仕事がしたいんです。」




以前にも
探偵業の大変さについては
聞いていたけど、


私のその言葉を受けて、
改めてOさんが
探偵という業界、仕事、
そして
それで生計を立てていくことの
難しさ、厳しさについて話してくれた。


その上で、
どうしてもやりたいのなら
まずは自分で
信頼できて、
働かせてくれる事務所を探すこと、

それでも
自力ではどうしても
見つけられない場合、
こちらも協力する、と言ってくれた。





現役の探偵であり、
事務所の代表として経営も行っている
Oさんの話を聞いていて、、


どこか薄っすらと
私なりに認識はしていたものの


熱意、正義感だけで
どうにかなるような
そんな甘い仕事では無いこと

私が探偵になれば、
技術は身についても、
いざ独立したとき、
遅かれ早かれ多分倒産する。。。

そう思った。





結果、、
Oさん、Hさんは
それらを見越していたのか、、

「カウンセラーの方がいいんじゃないか?」

と言って下さった。



カウンセラーと言っても
国家・民間資格含めて
相当幅広い。


だけどその中で、
Hさんの範疇外の分野での
カウンセラーになったら、
電話・skype対応カウンセラーとして、
提携し、業務委託したい

とおっしゃって下さった。


そして、
夢を諦めず追い続けて欲しい

とも。。



その言葉に
甘え依存するのは違うと思う

だけど、
そうおっしゃって下さった
その気持ちが何よりも嬉しかった。




まずは、
私の目指すものの第一歩として、

地元に戻り、
諸々落ち着いたら、
この一連の経験をブログにすること

それをお二人に公言した。








お二人との会話は楽しく、
時間の感覚を忘れさせた

気付けば、
事務所に着いてから3時間も経っていた。





「いつかまた、絶対に会いましょうね!」

Hさんと約束して、
私は事務所を後にした。






気持ちのいい、
秋晴れの空の下

私の気持ちも
随分と久しぶりに晴れ晴れとしていた。



今後も
人として、
繋がっていたいと
思わずにいられないお二人だった。