前回まで入院3日目までの様子を書きました。

4日目は3日目と殆ど同じ、5日目は午前中に退院。

そして退院後すぐ、新たに外痔核が出来ました。

最悪です。

今まで外痔核なんて出来た事無かったものが痔の手術後に速攻で出来るとかそんな事ある・・・?

 

 

 

 

 


ちなみに痔というのは3種類あって

いぼ痔、切れ痔、痔ろう

いぼ痔には「内痔核」と「外痔核」があります。


殆どの人は内痔核、つまり痛みを感じない場所に出来るので、突然排便時に血が出て気付いたりするんですね。

でも痛みは無いので大体の人がほっておき、自分みたいな30年とか経つと、ちょっとの立ち作業で肛門の外にべろんと出てしまうぐらいになって、手術するしかなくなるわけです。

外痔核は痛みを感じる皮膚の部分にできるので常時痛いです。

なので今、手術後の痛み+新たにできた外痔核の痛みで最悪の状況です。

切れ痔は硬い便を力込めて出す時、下痢で勢いよく出た時に、痛みを感じる出口付近が切れてしまうやつです。

痔ろうは一番厄介で、内痔核で痛みを感じるかどうかのライン、(歯状線)の端っこにちょっと穴があって、下痢などでそこに入り込み、穴が進んで肛門じゃない所に貫通して、そこからも便が漏れてしまうやつです。

ダウンタウンの浜ちゃんは痔ろうだったそうです。

 

 

 

 

 


退院してからも当然痛みは続くものの、数日でベースとなる痛みはじっとしていられる程度には落ち着いては来ます。

ただ排便時は地獄、相当な覚悟が必要

ケツからスイカでも出すんかと思うぐらいの痛みなので、顔を誰にも見せれないぐらい歪め、全身の筋肉に血管切れそうなぐらい力を入れて我慢して出します。

人にもよるのかな?

量とか硬さ太さでも違うと思うけど。

退院して10日経った現在は、スイカからりんごぐらいになったけど、覚悟と気合は未だに必要です。

そして排便後は、座ろうとした椅子をイタズラで避けられて、思い切り床に尻を打ち付けた直後と同じようなズキズキがしばらく続きます。

 

 

 

 

 


余談ですが

以前妊娠の痛みを例えると「スイカを入れられたぐらい」と答えてた人をテレビで見た事あったのを思い出して、妊娠ってこれを何時間も耐えるのか・・・と思ったらゾっとしました。

女性は殆どの人がそれを乗り越えて来てると思うとすごすぎます。

出産は女性の最大の仕事とも言われるのがわかった気がしました。

思ったんですが、夫婦仲が悪くなる原因の一つに、お産の時に労ってくれなかった、気持ちを理解してくれなかったっていうのが大きく存在してません?

妊娠中もそうですし、出産なんて死んたほうがマシだと思うぐらいの地獄の苦しみを何時間も耐えている。
産んだ後もお尻付近は当然、カラダ中ボロボロ。

そんな時にさほど労ってくれない人って、今後の人生において「自分の大きな何かを犠牲にしてこの人の為にしてあげる事は嫌だ感」というのが生み出されてしまう気がする。

小さな子供抱えた夫婦が離婚する時に、子供を奪い合う光景は付き物でしょうけど、間違いなく子供は母親のものです。

死んだ方がマシとも思える地獄の出産を乗り越えた母親からどうして奪う事ができるのか。

女性が男の経済力に魅力を感じる所以は、出産という最大の仕事を担っているからこそ備わっている本能なんですよね。

 

 

 

 

 


よく大家族のテレビをやってます、反面世の中には経済的に困ってない中間層~富裕層なのに一人二人しか子供を産まない家庭も多いです。

正直、今までは金に困ってないしむしろある方なんだから、少子高齢化問題の中、もっと子供産めよ、と思ってました。

すいません、違うんですよね。

色々事情はそれぞれあるとは思いますが、一番の理由は

出産があまりにも過酷すぎる

からでは無いでしょうか?

お産の苦しさは人によって全然違うとも聞きます。

大家族の母親の人って、お産が比較的楽だからじゃないですかね?

今回手術後の排便で一番痛かった時、これがもし終わらないと想像したら本気で死んだ方がマシだと思ったんです。

排便は長くても20秒程度で終わりますが、(その後スーパーズキズキタイムはあるけど)きつい出産は5時間6時間、それ以上もあるんですよね?

そりゃ二人目産みたいなんて思わないでしょ

 

 

 

 

 


勘違いかも知れないけど、そういう事を色々考えました。

日本人の二人に一人は痔を患ってるとよく聞きます。

という事は痛みがなくて気付きにくい内痔核が殆どなので、出血とか何か兆候が現れたら、皆さんはすぐに病院行きましょうね。

08:00

 

手術後の痛みに耐え、ようやく朝食の時間がやってきました。

 

長すぎでしょ・・・

 

まだ15分しか経って無いのかよ!

 

ってのを延々繰り返してました。

 

息が詰まるような夜を超え、明るくなって人の活気も感じ、目の前には朝食!

 

いかにもってな病院食だけど、全然OK

 

絶食絶飲もしてたしね

 

かなり気分が晴れました。

 

痛みは変わらんけど・・・

 

当然のように座ると痛みが2倍ぐらいになるので立って食べる事にする

 

美味い・・・

 

 

 

 

 

 

 

する事も無いし、普段はしないけど何倍も噛んで食べる事にする。

そしてその後は歯磨き+マウスウォッシュを毎食してみる。

 

その後はまた痛みに耐えながらうろちょろうろちょろ

 

尿道カテーテルで出してもらってから10回ぐらいトイレ行ったかもしれない

 

その全てが何も出ず諦めるという

 

 

 

 

 

 

 

12:00 昼食

 

こんな状況で最大の楽しみというか希望は食事しかないよね

 

これまたいかにもな病院食、でも全然OK

 

立って食べる

 

それからおしっこ再チャレンジ

 

今にも出るってな便意は相変わらず続いてるけど朝食の分が出るとしてもまだ早い

 

だからおしっこだけに絞って粘りまくる

 

10分ぐらいかけて膀胱押さえたり体制色々変えたりしてたけど出ない

 

今回新たに思いついてやったのが、膀胱を押さえるのでは無く、トットットットットットットって感じで軽いノックを繰り返してみる。

 

2分ぐらいノックし続けてたら、やっと出ました!

 

マジで嬉しい

 

おしっこが自力で出せるだけでこんなにも嬉しくなるとはね。。。

 

出た後はもう無くなるまで一直線

 

ジョボボボボボの音にすら感動

 

それからは夕食を目標にまた痛みを紛らわす旅に出る。いわゆる徘徊。

 

 

 

 

 

 

 

18時 夕食

 

やっと来ました

 

ってか体験記日記にするなら今までメシの写真ぐらい撮っとけよと

 

痛みのせいかすっかり忘れてました

 

夕食です

 

 

ぴゃあああうまそ~!!

 

いやマジで今はこのレベルでも全然ありがたい。

 

美味い以外に言葉が無いです。

 

上のお肉は鶏胸肉でした。

 

下処理なしでそのままかつおぶしと醤油で煮たって感じ

 

鶏胸肉だけは自分の作ったやつの方が美味いと思ったが、かつおぶしをそのまま食感とする鶏むね肉料理は未体験だったから、これはこれで全然アリだった。

 

 

 

夕食後、本物の便意が来て量は少ないけど便が出る

 

ってか痛すぎでしょ・・・

 

ほんのちょっとのおならですら相当痛いです・・・

 

 

 

 

 

 

 

21:30 消灯

 

昨日は手術中に寝ていたとは言え、夜に一睡もせず徘徊してたから今日は寝れると思ったけど、全然眠れません。

 

もういい!

 

朝までまた徘徊じゃ~

今日は13時から手術です。

 

07:00に2回目の座薬で便を出し、シャワーを浴びて時間まで過ごす。

 

08:00に同室の人の朝食を食べる音が聞こえてくる。

 

いいなぁ

 

その後アラフィフと思われるお姉さんがゴミを回収しに来て

「お腹減ったねー」ってな感じで言ってくる。

 

あぁ絶食絶飲してる事を知ってて励ましてくれてるんだなやさしいな。

 

と、その時は思ったので「ははは」と受け答えした、が・・・

 

まてよ?

 

ゴミ箱には昨日病院に行く前にコンビニで買った昼食、プロテイン23gのサンドイッチとツナおにぎりのゴミ、それと絶食開始直前に食ったメロンパンの袋が!

 

病院だから患者のゴミは当然確認するだろう、それを見て言ったって事は・・・

 

いやいや違うんすよ~!

 

って思ったけど時既に遅し、もちろんそこに彼女の姿はナシ

 

人の頭の中はわからないが、ローソンが隣接してるし何を食っても自由な状況の患者に対してなら食った物に対していちいち干渉などしないはずだ。

 

仲良くなってたら可能性はあるが、残念ながら顔を合わすのは初めて。

 

服装からして掃除専門じゃ無いからおそらくゴミ回収は看護師同士で役回り

 

とすれば入院患者の状態は把握してるから、食っちまった物は仕方ないから怒るほどでは無いにしても、責任感から来る遠回りな言及という事になる。

 

おいおい、、、誤解っすよ~・・・

 

でもわざわざ探してそうだと確定してもない事に言い訳するのもおかしな話し

ってかダサい

 

いい歳こいて手術前36時間程度の絶食すら守れない人間と思われるのも嫌だし、そうだとしたら伝える責任もあるから他の看護師や主治医にも一応伝えるはずだ。

その日手術なら尚更。

 

入院患者の事はほんのささいな事でも伝えるのがデフォだろうからね

 

まじかー、まぁいいや・・・

 

 

 

 

 

 

 

09:00ぐらいにお局さんっぽい人が来て連行されケツの毛を剃られる。

 

こういう適切な場面と場所で正当な理由を持ってやる時って全然恥ずかしくない。

 

特に男であれば大体の人がそうだと思う。

 

男の場合は逆にこういう時に恥ずかしさを強く感じれる人はそれって特殊能力。

 

人生1つ得してると思う。

 

ヤバい方向に進まなきゃね。

 

 

 

 

 

 

 

13:10

 

お迎えがくる。

 

緊張はしてないが、唯一脊髄麻酔が怖い。

 

した事ないけど、痛い痛いと色んな場所で見て聞いているからそれだけが憂鬱。

 

台に横になって背中を丸める。

 

頭の中で「来るなら来いやー!」って気合を入れて、まるで筋トレ10RMのウエイトで9か10Rep目ぐらいの力を全身に込めて針の侵入を受けて立つ。

 

んー、あれ?痛くない?

 

って思ってたら麻酔注射終わったとの事。

 

どうやら今は脊髄麻酔の為の麻酔を打つのが主流っぽいです。

 

それのおかげで点滴で刺す程度の痛みで済みました。

 

安心してください、痛くないです。

 

ちなみにその時に若い女の看護師さんが肩と腕を抑えてくれてたけど、気合いで筋肉に力入れまくってたので超怖がってると思ったのか、掴んでる肩と腕にグっと力を入れてくれました。

 

まぁ実際怖かったから気合入れた訳なので、それが「頑張って!」って言ってくれてるようですごい励ましになったのでかなり嬉しかったです。

 

普通は言わないと思うけど、この気持ちと感覚は伝えた方が彼女にとってプラスになると思ったのですぐに伝えておきました。

 

いきなり何を言うんだろう!?って感じだったけどそれも想定の範囲内。

 

でももしかしたら肩と腕も鍛えて結構筋肉ついたから、その感触をこっそり楽しもうとしてたりして?

 

そんな訳ないかw

 

でもそれだったらそれで別の嬉しさがあるけども。

 

でも考えたら患者によってはグっと掴まれる事で強い拘束感を感じて余計ストレスになる人もいるかもしれないなぁ・・・

 

絶対プラスになると思って伝えたけど、良し悪しかも知れない。

 

 

 

 

 

 

 

全身麻酔するらしいから何か空気でるやつを鼻にかけられて、うつ伏せになって足の位置を指示通り動かし終えた時点で気付いたら知らない天井でした。

 

いや知ってるか、元の病室のベッドの上でした。

 

時間は夜の9時30分

 

8時間ぐらい寝てたみたい

 

消灯時間すぐなので周囲は暗い

 

ケツは痛いけどそんなにでは無いな、と安心してたら1時間後ぐらいにじわじわっと痛みが強くなっていきました。

 

 

 

 

 

 

 

いてえええええ!!!

 

例えるなら、小学生の頃に本気カンチョー喰らった後に回復してようやく立てるようになったぐらい。

そしてハバネロソース塗られたようなヒリヒリもプラス。

 

後、絶対便はそこにないだろうってのはわかるんだけど、排便寸前感だけが続く。

これもまた辛い

 

この排便寸前感覚は手術後患部に入れられたガーゼが原因でした。

次の日の夜、初めて便が出た時に一緒に押し出されて気付きました。

 

痛みで寝るどころの話じゃない

 

というか全身麻酔でたっぷり8時間も寝てれば眠気とかあるはずもない

 

しかし消灯時間も過ぎ、同室の人も居るから声どころか音も立てる訳にも行かない。

 

持参のタブレットでマンガやユーチューブを見ようとするも、じっとする事が不可能

 

1分も耐えれない

 

空気感的に息も詰まるし

 

仕方ないから病院内を点滴にすがりながらゾンビのように徘徊してはベッドに戻ったり、無料で飲める熱いお茶やお湯を口にしたり、とにかく気を紛らわせようとする。

 

 

 

 

 

 

 

そうこうしてると深夜1時、看護師さんがやってきて、尿は出たかどうかを聞かれる。

 

2回ぐらい出そうとして出なかった。

というかおしっこいきたい感覚がケツの痛みで見え隠れしてよくわからない感覚。

 

どれだけ溜まってるか簡単に測る器械があるそう。すごい時代だ。

 

500mlぐらい溜まってるらしい

 

カテーテルで尿を抜くかどうか聞かれたが、尿道カテーテルも相当痛いと今までに多くの声を見て聞いてきた。

 

できればやりたくないから、自力でもう一回挑戦してダメだったらお願いする事に。

 

ケツの痛みも我慢して時間かけて頑張りましたが出ませんでした。

 

ま、まぁ、、、そこまで痛くはないだろう、って言い聞かす。

 

マスクしててわからないけどおそらく20代後半とも見えるぐらいの若い女性の看護師

しかしこれも全く恥ずかしくない。

そもそもケツ痛いわ尿出ないわでそれどころじゃない。

 

深夜だからおそらく起きてるであろう同室の他の患者の人の事もあるからあまりうるさくしたくはない。

ってか息を潜めてやりとりを聞いてるであろう。

 

「あのベッドの人は今から尿道カテーテル入れられるのか・・・」とね。

 

看護師さんって普段の診察では性器のような恥部は極力隠すように心がけてるのに、今回ばかりはそれそのものをなんとかするのが仕事。

当たり前だけど普通にパンツおろしてちんちんをつままれる。

 

4段階ぐらいにわけて挿入

 

深く入れられる度に自然に「おぅふっ!」と小さく声が漏れる。

 

しかしまぁ尿道から管入れるのって痛い痛いと聞いてはいたが、こんなに痛かったのか・・・

 

というセリフも気を紛らわす意識が働いたのか、他に2人居る同室の人の事も忘れて小声で漏れる。

 

頑張って!というセリフは今は禁止なのかな?

 

「痛いね~・・・」「痛いよね~・・・」

 

と、看護師さんも見かねて気持ちがわかってると思うように、こっち側のセリフを言ってくれる。

 

頑張って!も嫌いじゃないけど、確かに安心感はコッチの方があるかな。

 

なんとか刺し終えたらカテーテルでの痛みはほぼ無いに等しくなった。

 

そこそこの時間かかったけどなんとな全部出たっぽい。

 

ケツの痛みが邪魔しててスッキリ感があまり感じられなかったのは不満だけどよかった。

 

できるなら尿道カテーテルはもう二度とやりたくないです。

 

 

 

 

 

 

 

時計を見ると深夜2時前

 

8時に朝食が出て食べれるそう。

 

それだけが唯一の希望です。

 

それまでただ時の過ぎるのを痛みと共にゾンビのように徘徊しながら待ちたいと思います。