梓「あけましておめでとうございます、唯先輩。でも明けてから一週間経ってますよ」

唯「うう…色々忙しかったんだよ~」

梓「はあ…色々ですか」

唯「コミケ行ったり、黒白歌合戦に出てきたり~」

梓「件の音楽デッキ限定大会ですか?私も出たかったなあ…そもそも年が明けてから、カードゲームしてないです」

唯「ふふふ、甘いよあずにゃんくん!特徴に音楽がなくても使えるカードのリストがあったのだよ~」

梓「へえ…例えばどんなカードですか?」

唯「面白かったのはD.C.2のμ(ミュー)かな~。背景にカラオケ屋さんが映ってたから大丈夫だったんだよ~」

梓「こじつけもいいところですね」

唯「他にも色々あったけど、それが一番インパクト大きかったよ~」

梓「本人じゃなくて背景ですもんね…そういえば、唯先輩はどんなデッキ使ったんですか?」

唯「貴音さん限定構築デッキだよ~」

梓「それはまた、趣味丸出しな…」

唯「自分の忘れたから、お友達のを借りたのです!本当はコレを使うつもりだったんだけどね~」


つ【ユイ&あずさデッキ】


梓「 こ れ は 」

唯「Angel Beats!のユイちゃんとアイマスのあずささんだけで組んだデッキだよ~。わたしたちと同じ名前だったから、つい…」

梓(コレはアレですか?同名キャラを使うことで間接的に私に対して愛の告白をしてるんですか?同名の2人のカードを1つのデッキにするのは私と1つになりたいと云う暗喩そしてそれをデッキケースに入れて持ち歩くのは常に私と一緒に居たい即ち同棲したいと云う暗喩に他ならないですよね?私ならいつでもOKなんですが後輩の私から言い出すのはおこがましいと言うか何と言うかああもう唯先輩かわいいなあ唯先輩はあはあはあはあはあ)

唯「…あずにゃん?お~い、あずにゃ~ん?もしも~し」

梓「…はっ!な、何ですか唯先輩////」

唯「もう、やっぱり聞いてなかったんだね~」

梓「す、すみませんです…」

唯「じゃ、罰として私と…いざじんじょーにしょーぶ!」

梓「えっ?あっ…はいです!」

唯「あずにゃんのカードゲーム初めだよ~!遅くなったけど、今年もよろしくね!」

梓「は、はい!こちらこそよろしくです、唯先輩!////」








憂「年末年始はお姉ちゃん分をたっぷり補給できました。今年もお姉ちゃん達をよろしくお願い致します」

梓「賢者モード…だと…?」