高塚氏の言わんとすることは、「人さまざまである」ということだ。同じ指示を同じ条件のもとで行っても、受け止め方はみな違う,バーキン。コミュニケーションの前提は、人は自分とは違うということにある。だからこそ、コミュニケーションには、お互いの考え、気持ちを理解すること、理解しようと努力することが必要であり、そのためには表情、態度、服装など、面と向かいあった状況も大事だし、聴く力も必要なのだ。
真正面からぶつかってそれを乗り越えるような人間関係をつくるには、自分の思いや考えをいかに伝えるかという力も必要だし、相手の考えを理解するという力も必要なのである。
社会に出て一番苦労するのは、仕事の内容よりも人間関係といっていいかもしれない。すべての人と良好な関係がつくれるものではないが、できるだけ良い人間関係や社会をつくっていくためにも、真のコミュニケーション能力を育成していくことが必要である。
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【プロフィル】細川珠生
ほそかわ・たまお 前東京都品川区教育委員。ラジオや雑誌などで活躍。父親は政治評論家の故細川隆一郎氏。
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