インバウンド対応、特に《予約》の見直しについて
お盆商戦も一息ついて、9月の準備をする時期に入りました。
インバウンドで言えば本格的に中国からの団体旅行の解禁で増える事は確実です。
秋には全面解禁されると思いますが、インバウンド対応の取り決めを改めてしっかりと行う必要があります。
それは《予約》の見直しについてです。
インバウンド専用のサービスを利用して予約を受けているお店は特に見直しは必要ないと思います。
特に見直さないといけないのは《電話予約》を受けているお店です。
ご予約のお客様が母国語しか話せない場合、予約を電話で受ける事は困難ですが、片言の日本語でのご予約の場合は氏名、人数、連絡先、予約時間と特に【予約キャンセル時間】をお伝えして理解いただくことが重要です。
比率的にはそこまで多くは無いと思いますが、やはり色々ところにご予約をして来店しない(ノーショウ)は一定比率起こります。
その時に無駄に席を空ける事が無いように、予約時間から何分遅れたら自動的にキャンセルになるという説明が必要です。
なかなか大変ですが、そこは日本語で説明する他に手段が無いので(英語でご予約で英語で対応できるなど外国語対応が出来ない場合)、ゆっくり丁寧に説明をしていきましょう。
どうしても伝わらない場合は、スマホの翻訳機能の読み上げを使用して伝える事も大切です。
またご来店予約の場合の対応を改めて見直すことも大切です。
指さし対応表や、スマホの翻訳機能を駆使してご予約を受けると思いますが3つのポイントに注意してください。
1.お名前と連絡先を確認して、ご来店その場で一度電話をしてみる
これは予約時間にご来店されない時に連絡しようとして、電話が繋がらない事を避けるためです。
2.予約のキャンセル時間を明確にする
ご予約時間から一定時間来店せず、ご連絡がつかない場合はキャンセルする事をご予約を受ける際にしっかりお伝えすることが重要です。
3.ご来店時のご注文方法や注文数の確認
これは一般的に1人、1注文ををするような丼や麺類、定食系、ワンプレート、ステーキやハンバーブなどののお店は必須です。
この確認を怠ると4名で2注文のような事が起こります。
なかなか外国語で説明する事は大変ですが、せっかくの売上機会を取りこぼすことのないように今から準備しておきましょう。