
前後の話とお互いの話を確認しないと
お客様からの苦情についてのネットニュースを拝見しました。
口コミサイトなどにお客様から頂く【口コミ】はお店の改善のきっかけや、従業員の励みにもなっています。
ただし、口コミサイトはほとんど【一方側の意見】として掲載されます。
特に辛辣なご意見などは事実であれば反省し改善することが必要ですが、《いいがかり》や《嘘》、《誇張》や《釣り》のような書き込みも多いのが実情です。
どれほど一方的でも、嘘であっても口コミは削除できないサイトもあります。
今回の記事は【電話した側だけ】の内容で、ラーメン店側の対応だけが非常に悪いように書かれています。
しかし、大きなお店で従業員も多く働いているようなお店なら分かりますが、少人数の小規模店でランチピークの真っ最中に電話をいただいても記事中にあるように『1分程度』お待たせすることはあり得ます。
特にラーメンのように調理中に調理工程を止めることが出来ない料理を作っている時ならなおさらです。
その電話に“すぐ”対応する事で、目の前のお客様の料理は遅れ、料理をダメにし、ご来店くださっているお客様にご迷惑をかけるなら私も電話対応を遅らせます。
そしてこの記事の人がどのような用件で、どのような電話の仕方でお店に電話したのかというポイントが分かりません。
記事は名誉棄損に当たるかどうかという事ですが、その事以上にお店側が一方的な批判にさらされる仕組みを改善することが大切な気がします。
炎上系Youtuberや顧客テロのような投稿は動画や写真で投稿側の情報が残るので対応も出来ますが、口コミの書き込みだけだと情報開示請求の労力と費用を被害を受けた方が負担しないといけません。
そろそろこういった現状を変えてほしいところです。