まさしく異次元の子育てへの理解
昨日の国会で子育て中の“リスキリング”について岸田総理が答弁されました。
内容は育児中や産休中・育休中に“リスキリング(学びなおし)”する事で子育てにも仕事にも前向きになれるという発想らしいです。
この質疑をして答弁を求めたのが、残念ながら居住地の福岡選出の国会議員。
このお二人はまさしく【異次元】で子育てをされてきたか、全く子育てに携わったことがないかの2択しかないと言えるほど子育てを知りませんし理解してません。
私の家では子供が3人いますが、生後間もないころの子育ては本当に戦争のようで授乳をする奥さんは本当に大変な中、夜中に何度も起きて授乳します。
少しでも時間があれば体を休めるのもお母さんにとって大切な時間ですが、そんな時間を割いて学びなおしを出来るのは、異次元の子育てをしてきた方々しか思いつかない発想です。
少しでも時間があれば《休みたい》と思う事や産後うつ、子育ての悩みなど大変さは尽きません。
その事を少しでも軽減できればと、お母さんの育児の負担軽減へ参加しやすくするためにお父さんである男性の育休の取得の推進をしてきたはずです。
それほど子育ては大変なんです。
リスキリングにかけるお金があれば子育て支援を充実させてください。
このリスキリングも岸田総理の考える《異次元の子育て支援》の一環であるならば、まさしく“異次元”。
この事に気付いて助言する優秀な官僚の方々はいたと思います。
その助言や諫言を聞けないのに、【聞く力】を前面に押し出してアピールしている事こそ異次元と言えると思います。
最後に。
子育てを軽んじる国や政府に未来はないです。
参考までにリスキリングについての考え方は《DX時代の人材戦略》として経済産業省の【デジタル時代の人材政策に関する検討会】で2021年2月26日に話されています。
※引用:経済産業省ウェブサイト:リスキリングとは ―DX時代の人材戦略と世界の潮流―