スピードと規模
いま、飲食店に限らず接客業、観光業、民間運営の交通輸送業などは瀕死の状況で、経済の回復がなければ年内で本当に想像できない数の倒産・廃業が起こります。
一番大切なのは何度も言っていますが【スピード】で、その次が【規模】です。
いまだ大都市圏では1人10万円の給付も滞っていて、経済対策はうまく機能していません。
緊急事態宣言が延長されたので、本来は2度目の給付事業があってしかるべきですが、2次補正予算の目玉である【GO TOキャンペーン】や【家賃保証】もいつスタートするか見えません。
このままでは経済が死にます。
そして今まで何百年と続いてきた、日本の伝統も潰えようとしています。
歴史を振り返ったとき、未来の人が現時点の対応を【よくやった】と評価するのか【史上最悪の対応】とするのかは、この3か月の動向にかかっているといっても過言ではありません。
同じ危機感を国が、政府が、政治家が持っていると信じたいです。
まさかこんな時に政争や権力争い、主導権争いなんかする”日本の未来を考えられない”政治家はいないと思いますが、もし、そんな人がいれば歴史に確実に悪名として刻まれる事でしょう。