無責任な対応で本当に必要なモノが無くなります。
皆さん、「六一〇ハップ(ムトウハップ)」という入浴剤はご存知ですか?
乳幼児がいらっしゃって湿疹でお困りの時にお世話になった方も多いと思います。
うちの家庭も随分とお世話になりました。
この「六一〇ハップ(ムトウハップ)」、今年の10月末をもって製造を終えたようです。
80年の歴史があり、本当に必要なモノだと思いますが製造中止になった理由がビックリします。
その理由は入浴剤と洗浄剤を混ぜ合わせて「硫化水素ガス」を発生させ、これを吸って自殺する事件がに使用された為に日本チェーンストアドラッグ協会が加盟店舗に取り扱いの自粛を要請したために販路を失い、その後7月に解除したのですが取扱いが復活しなかった事が理由だそうです。
はっきりいって製造元の武藤鉦製薬という会社は迷惑を受けただけのような気がします。
硫化水素ガスを発生させるのに使われたからという理由で、販売自粛通知を出すなんて営業妨害のようなものです。
じゃあ排ガス自殺に使われたからと車の販売や、自殺に使われるからと睡眠薬の販売を自粛要請するのかという過激な判断にもつながります。
似たような事でマンナンライフ社の「蒟蒻畑」の販売自粛がありましたが、これも野田聖子消費者行政担当相の発言が発端です(ある意味被害です)。
自殺に使う事まで製造元では管理できません。
それ以上に有益な商品が消えるという事の方が問題です。
加盟店に販売自粛要請をした日本チェーンストアドラッグ協会は、5月に自粛要請し7月に解除するというお粗末な対応をして一つの会社を無くしてしまいました。
この責任は一体だれが取るのでしょうか?
団体のトップが責任を取るとは到底思えませんが、自分たちのしたことに対する責任を取り、反省はするべきです。
あまりにも武藤鉦製薬という会社が、そこで働いている人達だけがとばっちりを受け、今まで必要とされ有益だった商品まで悪者になったような気がします。
硫化水素ガスを発生させるのには「六一〇ハップ(ムトウハップ)」以外にもうひとつ必要なはずでしたが、こちらの販売自粛には至っていません。
これはなぜでしょう?
あまりにも不条理で納得できないことだと思います。
なぜ、この様な事がまかり通る世の中なのでしょう?
こういった世の中を今の子供達に残し、受け継いでいっていいのでしょうか?
大人がよく考え、行動に移すべきではないのでしょうか。
私にはどうしても納得できないニュースでしたのでブログで取り上げさせていただきました。
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