食中毒にご用心
某タレント経営の焼肉店が食中毒を出したとニュースで話題になっていますが、梅雨時から夏にかけて食中毒が増える時期になります。
一昔前は腸炎ビブリオや大腸菌群による食中毒が多かったですが、最近はノロウィルスとカンピロバクターの食中毒が1位2位を占めています。(カンピロバクターについてはコチラ )
ノロウィルスは冬によく発生する食中毒ですが、カンピロバクターは乾燥を嫌うので梅雨の時期から増える食中毒と言えます。
カンピロバクターの特徴としては比較的菌量が少ない(100個程度)でも感染し、潜伏期間が2~5日(あるいは7日)と長いのも特徴の一つです。
症状としては通常の食中毒と同様下痢、腹痛、発熱、悪心、嘔気、嘔吐、頭痛、悪寒、倦怠感などで、重篤な症状になるのは稀です。
しかし、カンピロバクターに感染した数週間後に手足の麻痺や顔面神経麻痺、呼吸困難などを起こす「ギラン・バレー症候群」を発症する場合があるが指摘されています。
予防方法としては、以下の4点です。
1、十分な加熱(中心部を75℃以上で1分以上)
2、2次感染予防として食肉は他の食品と分けて処理する
3、食肉を触った後は十分な手洗いを行う
4、食肉を扱った器具備品は使用後、洗浄・殺菌を行う
現在の食肉処理技術では100%の食中毒菌の除去は困難とされており、正しい調理や保管を行う事が重要です。
特に若年者(乳幼児含)や年配者は抵抗力も弱いので、食肉の生食は避けた方が無難です。
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