必要なマニュアルを整備するという事
今日はいつもお伺いしている会社へ調理マニュアル用の写真撮影でお伺いをしていました。
1つの調理工程をA41ページで分りやすく、かつ使いやすくするため、写真入の調理マニュアルを作成しています。
私が現場で働いていた頃、当初は絵や文字だけのマニュアルでしたが、非常に抽象的で特に調理工程などは経験がなければ理解できないものでした。
時代が進み、写真入のマニュアルや調理手順ビデオというモノが出来、視覚的に非常に分りやすくなったのを今でも覚えています。
その為、私がお手伝いさせていただいて作成するマニュアル類は、出来る限り映像を取り入れた形で作ります。
パソコンやデジカメも発達し、簡単に作成できるようになりました。
しかし、外食経験がない、教育経験に乏しい人がマニュアルの写真を撮影すると、必要なポイントが分らず単なる風景の写真を撮影しがちです。
特に調理マニュアルの場合、調理経験がないと見当違いの写真を撮る事が多くあります。
新人さんがどのポイントが知りたいのか、どのような映像を写真に望んでいるのかは調理経験や指導経験の豊富さがないと表現できません。
サービスマニュアルは意外と取り決めやルール決めを行い、整備している企業は多いですが、調理マニュアル(レシピではありません)までキチンと整備している企業は少ないのが現状です。
どのような専門的な業種であっても、新人さんが覚えるレベルの調理工程はほとんどマニュアル化が可能です。
写真で難しいのなら映像(写真ではなくビデオ)で表現する方法もあります。
私が過去、作成したマニュアルの中には魚のさばき方や寿司ネタの作り方、握り方などもありました。
必要なマニュアルをキチンと整備すという事は
短期間での成長を可能にすると言う事です。
マニュアルは型にはめて金太郎飴のようなロボットを作り出してしまうと、敬遠する方もいらっしゃいますがそれは間違いです。
素人であり、業界の知識も技術もない人には絶対に必要なものです。
マニュアル至上主義にならず、基礎技術や基礎知識を得るためのマニュアルなら必要なはずです。
従業員教育や新人教育がうまくいっていないのなら、一度マニュアルの整備に取り掛かってはいかがでしょう?
既存従業員の仕事のおさらいや見直しも出来て一石二鳥ですよ。
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