自分のお店を愛しているか?
今日は前職時代に交流のあった方からのご紹介の会社へご訪問してきました。
過去にも一度訪問はしているのですが、その時は少しアドバイスさせていただいた程度の関係でした。
先日、社長よりお電話をいただき、「オープンしたお店の状況が芳しくないので相談にのって欲しい」とのご連絡があり、今日の訪問につながっています。
お伺いして、社長より状況の説明や今までの数値などを見せていただきました。
ランチタイム後、専務(息子さんです)を交えていろいろと話をしてる中で、聞き捨てられない一言があったので語気が強まってしまいました。
その一言は
「自分のお店へ行くのが嫌なんですよね。みんな言う事も聞いてくれないし思い通りにいっていないので・・・」
私はその一言を聞いて、
「自分が好きでもないお店にお客様が来て好きになってくれるはずがない。ましてや仲間と想いが共有できておらず、みんなバラバラならそれを情熱と気持ちでまとめ上げるのが専務の仕事でしょう。そんな気持ちなら閉めてしまった方がお客様のためですよ。」
専務:「うまく伝わらないんです・・・」と黙ってしまいました。
私:「何故伝わらないのかわかりますか?」
専務:「伝えるのがヘタだからですか?」
私:「違います。相手の話しを聞くという姿勢が無いから、一方的な話になって聞く気を持ってくれてないからです。想いや考えをを伝えたいなら、相手の想いや考えも聞かないといけないでしょう?」
専務:「ですがあれは嫌だ、コレは嫌だ、出来ないと言われるとつい熱くなって言葉も強くなるんです」
私:「そんなマイナス言葉をそのまま受け止めるのではなく、どうプラス言葉に代えるかという話しを“諭す”ように話していますか?」
専務:「いいえ。いつも喧嘩になります。」
私:「それじゃあ伝わるはずが無いですよね?」
専務:「そうですね」
私:「それ以前に自分の店が好きでないというのは大問題です。自分の店の一番の熱烈なファン(支持者)はお店で働く皆さんで無いといけないのに、好きでないなんて話しにならないと思いませんか?」
専務:「・・・」
もうお分かりだと思いますが、このお店がお客様に支持されない理由。
それは自分達がお店を愛していないから。
お客様を喜ばしたい!
もっと自分達のお店で美味しい料理を食べて喜んで欲しい!
もっとお客様に喜んでもらえるように一丸となって頑張りたい!
こういった当たり前の意欲がこのお店には無いのです。
今日一日、みっちりと社長、専務、シェフと話しをして少しは理解していただけたと思っています。
“鉄は熱いうちに打て”ではないですが、来週もう一度、ご訪問させていただきます。
夜通し熱い激論を交わしてきます!
☆------------------------------------------------☆
広告・宣伝・既存顧客の囲い込みに困っていませんか?
集客アップ、再来店増のお手伝いをさせてください!
携帯販促システム「ココなび.com」
http://www.valhalla-network.com/coco-navi.html
☆------------------------------------------------☆