アフリカに学校1000校 5年間で建設計画
昨日の記事消失事件のショックから立ち直っていないので、今日は別の話題で。
高村外相がアフリカに学校1000校を5年間で建設する計画を発表したそうです。(詳しくはコチラ )
素晴らしい事だと思いますが、あえて一言言わせて下さい。
日本国内にも各県に最低1つでいいですから新たに児童養護施設を作ってください。
アフリカの子供達と同じように日本の子供達にも目を向けてください。
虐待やネグレスト(育児放棄・監護放棄)で毎日のように報道がなされているのに、児童を保護し収容する施設がまったく足りていない事は以前のブログで書きました。(詳しくはコチラ )
ODAも大切です。
しかし、国内の厳しい現実の子供達にも目を向けて欲しいのです。
もし、新たに作れないのならバカみたいな箱物を作らず、既存施設への補助を増やしてください。
全国児童養護施設協議会 調べの20年2月現在の全国の児童養護施設数は563施設です。(詳しくはコチラ )
ちなみに1つの施設へ年間1000万の補助をしたとして56億3000万円。
高いと思うかもしれませんが、今話題の社会保険庁が年金保険料を財源に作ったグリーンピア施設の総事業費は1953億円です。(ちなみに13施設全ての売却額は48億2000万円。総事業費の2.5%にしかなっていません)
その事業費が全て補助に当てられていたとしたら、約34年間補助を出す事が可能です。
ちなみに暫定税率で話題の道路特定財源では広報公聴費の平成18年度分だけで29億円が無駄だったと発表されています。
ほんの少しでいいんです。
目を向けてもらえないでしょうか・・・