常識の範囲
一昨日のブログの続きです。
考え方(動機づけ)の教育が終わると次は「常識の範囲」を伝えていきます。
この「常識の範囲」というのは社会人としてだけでなく、“飲食店で働く人”としてどうあるべきかと言う事です。
伝える事は以下の通りです。
1、服装
2、髪型
3、身だしなみ
4、言葉遣い
5、態度
6、時間の概念
7、個人の役割
8、チームとしての役割
9、学校と会社の違い
10、仕事と勉強の違い
11、意見と批判・批評・不満の違い
12、個性と自分勝手の違い
仕事をするという事は新入社員は学生から社会人へ、P/Aは主婦や学生から労働者へ立場が変わります。
この立場が変わると言う事を「常識の範囲」の中に盛り込んでいきます。
例えば服装ですが、今時の高校生が行っているズボンの腰履きはなぜしてはいけないのか。
駄目と言うだけでなく、なぜいけないのかを説明する必要があります。
しわくちゃで汚れたユニホームで何故仕事をしてはいけないのか。
名札は何故するのか
髪型はなぜ綺麗にしないといけないのか
清潔感とは何か
挨拶と返事と言葉遣いはなぜ重要なのか
遅刻をすると何故いけないのか
個人はお店(会社)を代表してお客様に接しているというのはどういうことか
チームワークとはどういうものか
なぜチームワークが重要か
などなど、これから一緒に働く仲間として、社会人として、外食産業人としての常識の共通認識(コンセンサス)を持たせないと勝手な自己判断で仕事を行うようになります。
ここで重要なのは“拡大解釈(これ位はいいだろう)”と言うのを無くす事です。
拡大解釈は次の拡大解釈を生み、結局なぁなぁになってしまいます。
別に型にはめるわけでもなく、規則でがんじがらめにすると言うわけではありません。
ココからココまでが許される範囲と明確に規定すると言う事です。
自由な表現は範囲があるから統一感が出来、お店のカラーとなります。
決まりもなく勝手気ままにさせることは自由ではなく無法地帯と同じです。
「常識の範囲」を決めるのは自分ではなく、お客様であり会社です。
ようは自分以外の人が決めると言う事を教える事が重要です。
評価はいつも自分以外の人がします。
その事を受け入れる土壌作りもこの教育の中に含まれます。
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